田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

タグ:訪問リハビリ


難病に掛かった人を対象とする「特定疾患医療受給者証」の発行を受けると、訪問リハビリ(病院・診療所から)の利用時にはどのような取り扱いになるのでしょうか?「特定疾患医療受給者証」の医療費助成を利用した場合の支払いや注意点をまとめました。



特定疾患医療受給者証とは、国が指定する難病に罹患した対象者が、住所地を管轄する保健所へ申請し、認定を受けることで発行され、医療費の助成を受けられるものです。2015年1月1日から110疾患に拡大され、制度も一部変更となりました。2015年7月からは306疾患に拡大されています。順次、政策とともに変化があるので、詳しくは難病情報センターにて記載があります。



訪問リハビリに関係がある?


訪問リハビリも特定疾患医療受給者証の医療費助成制度の対象です。2014年度までは、訪問リハビリの利用料は自己負担がなく、無料で受ける事が出来ました。
2015年1月1日からは、「月額自己負担額」の設定に伴い、所得に応じた上限額までの支払いが必要となりました。医療費助成を受けるためには、特定疾患医療受給者証に都道府県によって指定された医療機関等から利用を希望する事業所を登録しておく必要があります。この中に、訪問看護や訪問リハビリ事業所(医療機関)も含まれます。追加もしくは取り消しを行いたい場合は、管轄の保健所への連絡が必要です。




特定疾患医療受給者証の医療費助成を受ける際の注意点


医療費の助成を受けられるのは、証明書に記載された疾患に関わるもののみです。
別の疾患のための訪問リハビリでは、医療費助成の対象となりません。(これは訪問看護や調剤薬局等の場合も同じです。)

例:パーキンソン病にて特定疾患医療受給者証の医療費助成を受けている場合、風邪や骨折等の場合は、適応外となる。あくまで、特定疾患が関与しているもの。

特定疾患医療受給者証の有効期限は1年間であり、更新手続きが必要となります。

所得によって分類される月額自己負担額の上限額は医療機関や調剤薬局での支払いと訪問リハビリの利用料の合算となります。
⇒月額自己負担額が医療機関の受診や調剤薬局での支払いにて上限に達すると、訪問リハビリの自己負担は無くなります。



特定疾患医療受給者証の医療費助成は医療保険のみ?


訪問看護に関しては特定疾患医療受給者証の疾患に関しては、医療保険の適用となります。
しかし、訪問リハビリに関しては、介護保険の適用となります。
その為、ケアマネージャーが作成したケアプランを基にサービスが提供されます。

医療保険の訪問看護ステーションからのリハビリと介護保険の訪問リハビリは併用する事が出来ます。



どういった人が訪問リハビリの適応になる?

訪問リハビリで適応になる特定疾患医療受給者証をお持ちの利用者さんは、パーキンソン病・多系統萎縮症等の方が多いようです。その他にも、特定疾患を起因に訪問リハビリを要すると判断される場合等は、医師の見解の基、適応されると思われます。


最後に

特定疾患(難病)の方は、治療が極めて困難で、医療費も高額になるケースが多いです。適切に医療費助成の制度を活用していただく為にも、制度の理解は不可欠であり、訪問リハビリにおいても医療費助成制度の助成が受けられるサービスの一つであるという事を意識して、適切且つ最良な援助を行う必要があるといえます。 



九州地方はまたまた台風が接近してきていますね。


平日に接近・上陸する事が多いため、訪問リハビリの予定を組み直すのに頭を抱える事が多いです^^;


他にも毎日の様に悪天候が続いていて、湿気が半端ないですね。


私の住んでいる所が田舎な事もあり、毎日の様にどこかしらを蚊に刺されています。


先日も、海沿いに住む利用者さんと屋外移動を行ったのですが、30分足らずで数か所刺されてしまいました。

次の日は山沿いに住む利用者さんと家の側の畑で作業を行いました。そこでも30分程度の時間で足や顔まで刺されてしまいました。


子どもの頃は蚊に刺されても対して気にしていませんでしたが、最近はデング熱等、蚊を媒体に危険なウイルスも流行しているので、自分自身だけではなく、利用者さんにも屋外での作業を行う際には虫に刺されないように注意喚起を行っています。



けれども、イマイチ、実感がわかない為か余り、熱心に虫刺され対策をする方は少ないんですよね。


口頭での指示だけでは行動に変容をもたらすまでは至りにくい良い例です。


なので、今年の9月からは屋外移動訓練を行う利用者さんを中心に虫さされが減るように、防虫グッズの試用や蚊に刺されにくい服装、蚊の発生を減らす試み等を紹介しています。


以下に私が実践している、訪問リハビリでの屋外移動訓練時の虫除け対策について記述していきますね☆


1.防虫スプレーの紹介と実際の使用にて効果を体感していただく。


口頭で紹介しても、中々、購入して頂けないので、自分が使っている虫除けグッズを使ってもらい、その効果を体感してもらいました。

けども、同じ虫除けグッズを使っても効果がある人・(あまり)無い人に分かれるんですよね。


田舎では多い、畑や田舎道を歩く際に刺されやすい場合は、こちらの商品が使い勝手も良く効果もそこそこに期待できます。


08 PM




 
ベタつきが少なく、塗ったあともサラッとしているので、普段、虫除けグッズを使用しない人にも受け入れられ易いです☆


2.暗い色の服装の方が蚊にかまれやすい。車やバイクからの視認性を高める為にも明るい色の服装を提案する。

SAYA151005488000_TP_V



蚊について色々調べてみると、暗い色を好むようです。 (蚊の視界はモノクロな為)

なので、黒い服装に寄って来るようなので、白色や青・オレンジなんかが良いかもしれませんね。

また、人によっては明け方や夕暮れ時に歩く練習を自主訓練でされる方も多いので、交通事故に巻き込まれないようにする為にも明るい色の服装を提案すると納得されやすいと思われます。


3.体の部位では足元が最も高頻度に刺されるので、セラピストも利用者さんも足元を重点的に保護する。



RAN160214150I9A8237_TP_V


蚊は低いところに寄る性質があるようです。その為、素足や肌が露出しているズボン等で歩くと刺されまくる可能性が高まります。

なので、膝や足首の負担軽減も兼ねて、サポーターを提案するのも有りです。肌が露出しない上に、疲労軽減・関節の保護にもなるので、素晴らしいですね。


4.蚊は汗の臭いや二酸化炭素を察知するので、こまめに清潔保持を行う

FCFG100105129_TP_V


太っている人が蚊に刺されやすい理由に①汗をよくかく ②二酸化炭素を多く吐き出す事が挙げられるようです。

利用者さんによっては、湿気の多い時期でも2〜3日に1回入浴する程度という方も多いので、屋外移動をする前に濡れタオル等で肌が露出している部分を拭いておくと良いかもしれません。


二酸化炭素が排出される鼻や口にも蚊が寄ってくるようなので、移動訓練中に汗を掻くときは小まめにタオルで汗を拭いつつ、休息を取り入れると良いです。


5.蚊が発生しない環境づくり


C795_tumikasaneraretadoramukan_TP_V


蚊が多く生息する場所には必ず水があるようです。


なので、蚊にさされやすい場所で、バケツや花壇の鉢、農機具の収納場所、ゴミ箱等に水が貯まっていないかを気にかけておきましょう。

毎日、その場所で住んでいると気が付きにくくても、訪問リハビリで訪れた時に注意してみていると、いくつか発見する事がありますよ。


1週間程、水が溜まっているとそこから蚊が大量発生するので、気づいたら、利用者さんと一緒に水を捨てましょう☆








 


訪問リハビリにおいても、病院と同じ様にお盆期間にも訪問リハビリをする所が増えてきているようにありますが、皆さんの所はどうでしたか?


私の地域では田舎ということもあり、お盆期間はどこの利用者さん宅も慌ただしい様子です。

特に初盆があるお宅等はこちらも余裕を持って、接する心構えが必要だなと感じます。


なので、13日〜15日までの期間は訪問リハビリはお休みさせてもらったのですが、その分の振り替えで、16日〜18日(今日)の3日間は9件の訪問リハビリとなりました。


日が長いとはいえ、この暑さですから、 訪問する側としても体力勝負です。


そして、普段とは異なる時間帯でお願いしている場合もありますから、遅刻は絶対にしたくない。


そんな気持ちですので、自ずと気合が入った3日間でした。


近隣の訪問看護ステーション等は1件の訪問リハビリの時間を60分と定めている所が多く、 平均訪問件数も5件程度との事です。


私の所は20分〜60分までご利用者様のご希望や訓練の内容に応じて変えているので、自ずと訪問件数も増えてしまいます。


平均すると40分が多いんですけどね。


簡単にですが、私が9件訪問する際に心がけている点を挙げたいと思います☆



1.20分の訓練時間の場合は朝一番、もしくは最後にする。

2.移動時間のロスを減らすために、地区で分ける

3.当日の不在を避ける為に、前日の夕方に電話確認。もしくは、当日再連絡。

4.大型連休の前後は会議を入れないようにする

5.大型連休の前後は慌ただしい事をケアマネ・利用者様に事前に伝えておく

6.慌ただしい様子を利用者様に悟らせない

7.ガソリンは必ず満タンにしておく

8.連休中に指導した自主訓練の確認に時間を割く

9.盆明け(16日)の日は要確認



今回の様にお盆の期間は地域によっても異なるかもしれませんが、遠方のご家族や親戚の方が帰省される利用者宅も多くあります。


そして、何かと催事があり、普段よりも疲労されているケースも少なくはないので、体調確認も普段より心がける必要がありますね。


そして、振り替えにより、普段と異なる曜日や時間帯に訪問する為、外出されていたり等のトラブルが起きやすいといえます。


そうなると時間的にも大幅なロスになるので、日頃から月間スケジュール表を作成したり、事前に連絡を入れたりなど、工夫が大事ですね。


また、こう言う時に日頃のコミュニケーションの大切が感じられます。


それでは、まだまだ暑い日が続きますが、お互いに頑張っていきましょう(*^^*)





 


毎日、暑い日が続いていますね。

今日は全国の8割で猛暑日となり、北海道でさえも34度以上の気温になったようですね。


まだまだ、暑い日が続きそうですが、皆さんは屋外活動訓練をしていますか?



ケアプランに屋外での活動が含まれている場合等、その頻度や内容に若干の修正を加えつつ、予定通り屋外活動訓練を実行されている方がほとんどだと思います。


私も活動量が減少しており、訪問リハビリ等の場面で屋外移動を行わないといけない方や、趣味的活動の充実の為に畑等に行く訓練を行っております。


これらの活動は暑い寒いに関係なく、目標達成のために必要な事だと思うからです。


けれども、この時期に屋外で作業を行うことは20分〜120分の間で可能だとしても、昼間の活動はちょっと心配ですよね。


なので、私の場合、以下の点を配慮して行っています。


1.屋外での活動時間を調整する

夏時間・冬時間に分けて、利用者様の訓練内容や状態に応じて訓練を行う時間を調整しています。
今回の場合は、朝一番の時間か最も遅い時間にスケジュール調整をしています。

たまに、訪問入浴とか訪問介護等との調整が必要ですが、通所系のサービスを利用される方以外は朝一番の時間は開いてる事が多いですね。

利用者さんも夏だと起床時間が早くて6時には朝食を食べ終わっている方もいます。

なので、朝一番だと8時頃にお伺いする事もあります。日差しも日中に比べると、全然違いますからね。


2.屋外活動の場所を工夫する


つまり、昼間で気温が高くなる時間帯でも、屋外の移動する場所 を直射日光が当たらず、風通りが良い所を選んだり、日陰で作業できる場所にて農作業を行ったりしています。

私よりも利用者さんの方が涼しい場所や環境について詳しくて、病前からの生活の知恵が身についておられる事を実感することもしばしばです。


3.暑い日に外に出る事で味わえる達成感・充足感を意識する

普段から活動量が少ない上に、屋外に出るという事に必要と思いつつも、拒否的な反応を示される方もあります。その際は、冷たいお茶を準備し、休憩の際に木陰で味わう喜びや、暑い日にも頑張って作業をしたという満足感を感じてもらえる様に工夫しています。

屋外移動等は歩く事が目的になると、拒否的な反応が生じる事があるので、近くの神社にお参りする。スーパーに買い物に行く。等を取り入れると、違った反応が見られますよ☆



4.暑さ対策は万全に

帽子や日傘などは勿論のこと、アイスノンや冷えピタを準備します。

訓練に対して過剰な程、やる気がみなぎっている方にはブレーキをかける事も必要ですので、良いタイミングで持参したお茶を差し出したり、熱を持った手足を冷やしてあげると、クールダウンにもなります。
また、訓練の際にこれらを使用することで、「便利な道具を使った方が体も楽」という認識をもってもらえます。


熱中症・日射病・脱水症を予防する為にも暑さを体感しながら使用することをオススメします。



思いつくままに屋外活動を行う際に私が意識している事を挙げてみました。


まだまだ、工夫は必要かも知れませんが、今のところ、屋外での活動を行った事で体調が悪くなられた方はいませんし、活動量も維持できている方ばかりです。


是非、屋外での活動に躊躇されていた方は、暑さに負けず、屋外での活動を行い、利用者さんの目標達成に向けて取り組んでもらえればと思います。

お互い頑張りましょ〜(*^^*)

 


訪問リハビリの利用者さんで、トイレの悩みを持っておられる方、多くないですか?

悩みの原因も様々で、便秘であったり、痔があったり、頻尿であったりと多岐に渡るといえます。


特に高齢の方になるほど、トイレに行く回数は増えるし、昼夜・そして24時間関係ない問題として、多くの人を苦しめているのが現状です。

私がサービスを提供している利用者さんにも、便秘気味で週に1回排便があれば良い。

そして、時々は失敗するけども、「トイレで用を足したい!」という方がおられます。

けども、その方の悩みは便意もあり、トイレにも行けるけども、便座に5分も座っていられない。

座っていると坐骨結節が痛み辛いという事でした。

痛みのせいで出そうなのに集中できないという現状。

これは「そうですか。困りましたね。」では担当療法士として済まされる問題ではないんですよね!


しかし、ご本人のご希望通り、便座に長く座れないという身体機能面での解決策は難しい。。。

環境調整として前方にテーブルを設置し、上肢に荷重する事で臀部の負担を減らせるか?

けれども、トイレに行く度にテーブルを準備するのも家人の負担が大きい。

両脇に手すりなどを設置し、そこに荷重をしてもらうか?

けれども、便座と壁までの距離を考慮すると、十分な上司の荷重は難しい。せいぜい、前傾姿勢を保てる程度か?

等など、色々と解決策を考えてみましたが、単純に解決できる方法があったんです。

皆さんならどうされますか?


私が考えた答えは、便座に厚手のシートを設置する方法でした。





図だとちょっと分かりにくいんですが、これ結構な厚みがあり、座り心地がとても良いんですよね。


これを使えば、あの固くて無機質な便座からの攻撃を和らげる事が出来そうだなと思い、早速、アマゾンで購入し、使って頂きました。


すると、座った瞬間の利用者さんの驚いた顔と「これなら大丈夫や!」という表情が見れました。


ちょっとした工夫でトイレの苦痛から開放されるという瞬間に立ち会えたことと、予想通りに上手く行った事で私自身も安堵しました。


訪問リハビリでは実際の生活場面で困難を生じさせる課題に直接、介入できる事ができます。

この積み重ねが利用者の生活再建に向けた取り組みになると思いますし、生活課題への挑戦ともいえます。

是非、訪問リハビリを行っている療法士の方でトイレの課題があった際は、今回の方法も検討し見てください。

臀部の脂肪や筋肉量が低下している人にも喜ばれますよ(^o^)
 

↑このページのトップヘ