訪問リハビリに長く携わっていると、「居宅」での訓練だけでは、限界があることをひしひしと感じます。


特に、退院当初は活動量が減少していた方でも、週2回〜3回の訪問リハビリにて住まいでの動きに慣れてくれば、次は「外でどの位動けるか?」が重要となってきます。


ただ、多くの療法士が「外出」に関連する支援を訪問リハビリで行う際に、頭によぎるのが、


訪問リハビリで、居宅ではない場所で訓練をしてよいのか(・・?


という疑問です。


また、スーパーや利用者の希望している場所に行くまでの移動方法やそれにかかる費用はどうなるのか?



訓練として外出に関連したサービスを提供するために、色々と考えないといけません。



私も気になり、先輩療法士に聞いたり、ネットで情報収集をしているんですが、賛否両論で一概に答えが無いのが現状かもしれません…。


ただ、外出支援を行うためにするべきこととして、

①外出支援をする際にはケアプランに組み込んでもらうこと

②利用者の介護者の理解と賛同を得ておくこと

③訪問リハビリの指示書を出す、医師にも一連の流れを報告すること


が重要といえます。



 ①に関しては、もとよりケアプランに記載されていないことをサービスとして提供する訳にはいきませんから、外出支援をする前にケアマネとも協議し、ケアプランの加筆・修正を依頼しましょう。

②に関しては、交通費などの諸経費に関する解決を図ることと、外出訓練を行うことでのメリットだけでなく、予測されうるデメリットについても、伝えるべきだといえます。

利用者にとっては、訪問リハビリで外出をして、自信がつき、結果、介護者の意向に沿わない結果を招く事もあり得るからです。

タイミングと状況を踏まえて、誰もが、納得できる内容で進めないと、後々、問題になるケースもあるので、注意が必要です。

③に関しては、訪問リハは医師の支持の基、提供されるサービスですから、医師の同意と支持が必要だと思われる為、必要と考えます。



制約が多く、思ったときにすぐに実行できないもどかしさはありますが、訪問リハビリでの外出訓練こそが、最大の魅力であり、病院でのリハビリでは得られない充足感を得られるものだとも思います。


下記のサイトでは積極的に目標設定と活動と参加への移行を進められています。

訪問リハビリで船に乗って釣りに出かけたり、役割をもった作業の確認の為に外出訓練を行うなど、とても参考になる内容です。


外出訓練を定型化し、積極的に行いたい療法士は参考になりますよ☆


 いざ漁へ 【”もみの木”の木の下で・・・】