田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

タグ:収益


久しぶりの更新になりました。


来年度の介護報酬改定に関しても、解釈通知や留意事項(案)が、発出されましたね。


訪問リハビリも基本報酬のみ減算になりましたが、「これくらいで良かったな」という気持ちです。


リハマネ加算が細分化されたりと、基本報酬の減算分を補う形になっていますが、リハマネ加算に関しては1年位様子見ですね。


基本報酬とサービス提供体制加算のみの算定で行く予定です。


1. 月あたりどの程度の収入減になるのか試算


基本報酬302点⇒ 290点/回



事業所の医師がリハビリテーション計画の作成に係る診療を行わなかった場合

20点/回減算 ⇒ 270点/回


③サービス提供体制加算 6点/回




提供体制加算以外を算定しない、1日辺り平均15単位の私の事業所では、15単位✖12点=180点

つまり、1800円/日程度の減収となります。


月平均20日〜22日程度の勤務なので、1800円/日 ✖ 20日〜22日で計算すると、、、


約4万円近くの減収ですね(T_T)



年間で計算すると、4万/月 ✖ 12ヶ月 なので、


48万円の減収となります(泣)


旧年度と新年度で全く同じ訪問リハビリサービスを提供していても、上記の様に差が出来てしまうという、改定の恐ろしさ(,,Д゚)


恐れと怒りがこみ上げてくるのは私だけでしょうか(・・?



そして、指定訪問リハビリ事業所の医師以外だと更に減算の幅は大きくなります。


ただ、さすがに、全ての利用者が他院ということはまず無いでしょうから、簡単にシミュレーションしてみました。

【旧年度】

①一日辺り、3件程度が他院の医師の利用者 

②3件全て90分のサービス(302点✖3単位✖3件=2718点)

③加算はサービス提供加算のみ算定


【新年度】

①同上

②3件すべて90分のサービス(270点✖3単位✖3件=2430点)

③同上




2718点−2430点=288点つまり、2880円/日の減収になりますね。


2880円✖20〜22日で計算すると、、、


約6万円の減収になりますね。


年間で考えると、、約72万とこれまた、破格の金額です(^_^;)



2.年間で48万から72万円の減収でも、加算に頼らない方が良い


簡単なシミュレーションでしたが、年間で考えるとかなりの収益減になるため、それなりの対策は必須です。


しかし、リハマネ加算を算定する方が良いのでしょうか?


リハマネ加算をとるよりも1件辺りの訪問時間を増やす方が懸命ではないでしょうか??


特に小規模で行っている訪リハ事業所程、利用者数の増加&一件辺りのサービス提供頻度を増やす取り組みが必要と思います。




3.基本単価が下がる方が利用者の負担は減るという事を意識する


利用者目線からすれば、今まで支払う必要があった自己負担額が減るのは嬉しいことだと思います。

それが、どんなに良いサービスであってもです。(悪いサービスならなおさら(^^))



ただでさえ、介護保険制度についての理解が難しい中で、細かい金額の話はストレスを与えるものですよね。


なので、利用者も分かりやすく、事業所側も減収を打開するためにも、


今まで40分の訪問リハビリでしたが、新年度からは時間を延長してサービスを提供できないかを話し合うべきだと思います。


介護サービス計画で定められているので、変更が難しいケースもあるかと思いますが、20分や40分、週1回しか訪問リハビリを提供できなかった方に、時間を増やすことでどの様なメリットがあるかを考えましょう。


仮に40分の週1回だった方に、60分の週1回訪問できれば、(基本報酬)870点/60分➕(提供加算)18点/3回=888点の算定が可能になります。


他院であれば、810点/60分➕18点/3回=828点の算定が可能になります。



4.1年間は様子見で、その後は柔軟にリハマネ加算を算定する方向を目指す


3年に1度の事ではありますが、改定後はしばらく慣れるまで時間がかかります。


なので、書類の整備や医師との連携に注力し、少しづつ、リハマネ加算を算定する土台づくりが必要ですね。


次かその次の改定で、リハマネ加算は基本報酬に包括化されるかもしれません。


訪問リハビリ事業所自体は今後も増えていきますし、私のような田舎でも、人員の拡充は必須に感じています。



長文になりましたが、お忙しい中、最後まで読んでくださって感謝です(^o^)


改定に負けず、お互い頑張りましょう☆
 


訪問リハビリが主な業務となり、5年以上が経ちました。

それまでは、病院業務との兼務等だったので、適度に気分転換が図れていたんですが、訪問リハビリにどっぷり浸かると良い点・悪い点両方がどんどん出てきます。


相対的に良い点の方が多いので、続けることが出来ているんですが、常に不安感があるんですよね。


まぁ、不安な気持ちというのは、利用者さんが減る≒収益の悪化が主なんですよね。


この点さえ、気にせずに仕事が出来れば、一人職場や少人数の職場の場合、ほとんどストレスは溜まらないんじゃないでしょうか?!


まぁ、中には職場の同僚との人間関係であったり、利用者さんとの事であったりと、残業や間接業務の多さだったりの方がストレスになる方もおられるかと思いますが。




ただ、私的には収益以外の問題は、案外、容易に解決できると思うんです。

以下に課題ごとに解決策を記載していきます。


1.人間関係のしんどい



訪問看護ステーションで職場の看護師から、いびられる何て話も聞きますが、基本的には訪問業務が主なので、ずっと一緒な訳では無いですし、職種が違えば考え方も異なるので、相手にしないのが一番ですよ。



利用者さんとの事で悩む時というのは、多くが利用者さんと治療者の間だけでのみ課題が共有されている時が多いと思うんです。

そうゆう時は、色んな人を巻き込んで、課題を関わる皆で共有するようにしましょう。


そうすると、怒りのはけ口や不安の矛先が療法士以外にも向けられると思います。



2.間接業務に関するしんどい



残業と間接業務が負担になる。。。これも、よく聞く話ではあります。


けど、利用者が多くて残業できる場合は嬉しいことじゃないでしょうか?

収益で評価される職場の場合は、尚、頑張りがいがありますよね!

私の場合、忙しかった月程、収益と実労働の長さをアピールし、別の時に連休を取りやすいにしています(笑)


間接業務もいかに無駄を省くかが鍵ですね。


ケアマネさんや利用者や家族との関係が良好なほど、連絡手段は簡便に出来ると思います。

運転中に連絡が取れるようにハンズフリーのマイクとイヤホンを利用したり、スマホのアプリで連絡を取る等もありです。

また、FAX等で情報を送る際には文章のみでなく、イラストを交えてポイントを記載する方法等もありですよ。

文字だらけで説明しても、読んでもらえないですからね

この方法は日本訪問リハビリテーション協会の宇田 薫氏(作業療法士)もジャーナルか何かで書いていました。


今だと、スマホで写真を撮り、印刷したものに、手書きでポイントを書くのもありですね。

※個人情報の流出防止・保護に注意しましょう☆


3.収益に関するしんどい


これが一番の曲者です(苦笑)


どんなけ営業をして、利用者に高評価を頂いても、収益が減るときはガクンと減ります。

それも、突然に。。。


まぁ、私達が生業としている仕事そのものが、リハビリという最後の砦であるわけで、身体の急変や心の変化等はある程度の予測はできても、突然ですよね。


”○○さんの具合が悪そうなので、リハビリを楽しみにされていますが、もうサービスを打ち切ろうと思います。”



なんて、言えなくないですか??


一時的に悪いだけかもしれないし、悪い時は悪い時で援助の仕方を変えればいいと思うんです。


身体機能面に関する介入の効果は難しくても、目標を変えれば、利用者の希望や介護保険の理念に沿った援助は訪問リハビリで行えるんですから。


私達が訪問リハビリを行う上で忘れてはいけないのが、その人らしく生きるための支援をしていること。に尽きると思います。


話がやや脱線しましたが、収益に関しては1ヶ月毎ではなく、3ヶ月毎などのやや長いスパンで見ていく必要があると感じます。



収益が減る理由も、

同じ地域に新しく事業所ができた

よく紹介してくれていたケアマネさんが居宅を辞められた(移動された)

セラピスト側の変化で、コンスタントに訪問できない状況だった

等など挙げればキリがない位、理由となるものが出てくると思います。


その理由を冷静に分析し、どう対応出来るかが重要です。


私自身、まだまだ試行錯誤ですが、一人あたりの収益は月に100万円を数年維持出来ています。


その為にも、特に意識しているのが、訪問リハビリにおける効果を至るところで、報告する事ですかね。少しの変化でも良い方に変われば、利用者もサービスに関わるスタッフも嬉しいはずです。どの様に伝えていくかがポイントですね。


テレビで毎日やっている健康食品のPRなんて本当に凄いなと思います。

短い時間で効果を印象づけ、試してみようと思わせる。


この方法を営業や収益アップの為に訪問リハビリへと応用させられると、良いんでしょうね。

難しいですが、どこの事業所も同じ様な事で悩んでいるはずなので、上手く行っている所のやり方を真似していきましょう(笑)


長文になりましたが、今回の記事を読んでくださった方が少しでも“訪問リハビリのしんどい”が軽減されれば嬉しいです(^o^)










 

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