田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

田舎で訪問リハビリ事業所を開設し、7年目になりました。開設当初から様々な壁に直面しながらも、ここまで続けることができました。収益は月に100万円以上を目標にしています。(一人職場)
訪問リハビリを始めたい方、収益アップを図りたい方、日々の業務に悩んでいる方など、訪問リハビリに関する私の経験談を主として情報を発信しています。私の経験があなたの役に立てば幸いです(^^)/

タグ:住宅改修


11月初めに茨木市のシンポジウムにて鈴木健彦老人保健課長にて住宅改修に理学・作業療法士が積極的に関与する仕組み作りに言及されたようです。

参考記事: cb news 


私の地域でも、住宅改修の適正利用に関して、話題に挙がる事が多くなりました。


厳しい所では、手すり一つ取り付ける場合でも、地域ケア会議において、指導を受けるとのこと。


その際に、理学・作業療法士によって、必要の有無を福祉用具業者と同行訪問し、判断するという事が行われています。


療法士が同行することで、利用者さんの身体状況に応じた選択が可能になるとは思います。


実際に訪問リハビリをしていると、「何でこんな所に手すりつけたんやろ(・・?」と感じる事もありますしね。



けれども、その分、福祉用具業者の方からの不平(愚痴?)もよく聞くようになりました。


確かに、書類は増えるわ、貸与・改修の件数は減る(収益減!)わで、良いこと無しですよね。


また、同行する療法士も個人の性格によって、最初から好戦的(笑)な人もいるようです。

地域ケア会議によって連携が図れる!という言葉をよく耳にしますが、実際は介護保険の適正利用を名目に過剰な介護給付の抑制に拍車がかかっていく現状が懸念されます。



そんな状況から考えると、高齢者支援課や福祉課に療法士を常勤で雇用するべきだと思うんですよね。


利用者・サービス提供者・介護費用の適正利用に関して、公平性を保つためには、現場の実情も理解したうえで、適正な判断が出来る能力が必要ではないでしょうか?


私が以前、参加した地域ケア会議の研修会にて市役所の職員の方が療法士を常勤で雇用する話を提案しているが、中々、実現には至らない。

という事を話していました。



けれども、今回の鈴木老人保健課長の発言からも、今後は増えていくとものだと思います。


その為にも、介護保険の仕組みや各サービス提供職の在り方等について、幅広く理解し、共感できる姿勢を身につけるべきだといえます。



住宅改修に関する部分であれば、福祉用具事業所で勤務経験がある方が重宝されるかもしれません。

参考記事:福祉用具貸与・販売事業所に勤務する女性作業療法士の活躍がすごい☆

もしくは、保険外サービスとして、住宅改修を行う場合もあるかもしれません。

参考記事:作業療法士と建築士のダブルライセンス!Rehabank代表 久保田otの活躍に注目☆

 


理学・作業療法士の多くが介護分野で仕事をしていると、住宅改修に関わる機会ってあるんですよね。


特に新規の利用者さんが退院するにあたって、住宅改修を検討している。入院先の担当療法士と共に住宅改修の検討に立ち会って欲しい。なんて依頼は度々あります。



新規の利用者の場合、状態については入院中に担当している療法士の方がよく理解しているはずですが、退院後は訪問リハビリに完全、移行する場合などは、やはり責任重大といえますよね。


なので、私的には状態に応じて、退院前の住宅改修は最低限行い、必要であれば、退院後の生活に慣れてから再度、住宅改修を行う事を案として提示しています。


入院中の移動レベルが車椅子介助だった人が、手すりをつたえば、何とか歩けたってケースは多いですからね。



下手に何でもかんでもバリアフリーにしてしまうと、残存機能を発揮出来ない状態に陥ってしまいます。

けれども、逆も然りで、退院時に十分な改修をしなかったせいで、介護者の負担が大きく、施設に入所せざる負えなくなった。なんて事もあり得る話です。


その為、我々、在宅に関わる療法士はある程度の住宅改修や福祉用具の知識と実際の使い勝手を理解しておくべきといえます。


そんな中、Reha bank 代表 久保田 好正 さんの活動がとても参考になるんです。


まずはプロフィールから

 リハビリテーション専門病院に10年間勤務。その後、同グループの訪問リハ事業所の立ち上げ特別養護老人ホーム、老人保健施設、デイケア、有料老人ホームでの勤務など、高齢者リハをほぼ網羅。在職中は、自立支援コンサルティングの元となった病院や施設のスタッフと協同で車いすやシーティングシステムの開発を行う。また、地域広域支援センター等でケアマネージャーや介護福祉士を対象の研修会の企画・実施・講演等を担当。

 同時にバリアフリーのもとにある建築を学ぼうと、働きながら京都造形芸術大学の建築デザイン科に入学、建築や空間のゆたかさを知る。二級建築士を取得

 2008年、リハビリテーションの視点と技術で高齢社会を面白くする事業を立ち上げたいと独立。介護施設の自立支援コンサルティング&セミナー、訪問型介護予防事業の転ばぬ先のリハビリ相談、地域で活動する専門職向けの実戦セミナーなど、従来の枠を超えた次のケアをつくる活動を展開している。
 



住宅改修を軸に様々な関連事業を立ち上げてらっしゃるようです。

中でも、久保田作業療法士の代名詞 ともいえる、解体住宅で学ぶ住宅解剖論。


キャッチコピーも良くて、


日本初+唯一。超実践研修会。というだけあって、

内容とそこから学べる知識と経験値は計り知れないように感じられます。

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 住宅解剖論の授業の一コマ。理学・作業療法士で壁を木槌で破壊した事がある人はそういない・・。



私達、リハビリ職は住宅改修の際に患者さんや利用者の動線や介護者の介護のしやすさ等については的確なアドバイスが出来ますが、家の構造を理解した上でそれらを行えているかは疑問が残ると思います。


つい簡単に立ち上がりができるからここに手すりをつけましょう!等と言いがちですが、梁の構造等によって容易では無いんですよね。

やはり、きちんとした提案をする為にも施工業者の立場を理解した提案を行う必要がありますよね。


住宅解剖論の授業に参加された方の感想で大変興味深い言葉があったので、転記します。




現場での実物の確認をすることで、自分の頭の中のイメージとの違いに気づけました。また、体験することで今まで見たことのない壁の内側(特にお風呂場)の構造を理解できました今後の仕事に、十分役立つと思います。
 

 家がどのような過程で作られているのかを理解していなかったので、とてもわかりやすかったです。家を構成している柱の名称と役割をもっと詳しく知ることで、住宅改修のアドバイスをする際、無理のない提案ができるのではないかと思いました家に帰ってから、また色塗りして勉強します。

住宅解剖論以外にも様々なセミナーも行われているようです。


理学・作業療法士の知識と経験を活かした保険外の仕事として参考になると思いますので、ご興味のある方は是非、一度覗いてみて下さい☆



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一般社団法人 日本作業療法士協会のホームページにて病院や施設とは違うフィールドで活躍する作業療法士の紹介コーナーがあります。



こんなところで!作業療法士 


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今回は、介護ショップで活躍する作業療法士の船谷さんの記事について読んでみました。



住まいから考え、支援する「その人らしい暮らし」 




15年以上前から作業療法士の特性を活かして介護ショップで勤務されているとの事なので、当時を考えると珍しいケースだったのではないでしょうか?


文中にも書かれていますが、実施に利用者の居宅に訪問する事で気づくことって多いんですよね。



けれどもその課題に対して作業療法士としてでは、対応出来ない事も多々あります。



手すりの位置等についてはアドバイスが出来ても、壁を壊したり、水が出る場所の変更等が出来る作業療法士はいないと思います。



そんな中で、作業療法士がアドバイザーとして建築士や関連職種に生活をより良くするための工夫について指導出来ると、疾患や障害に応じた環境づくりができるんですよね。



作業療法士の知識と経験を活かして、福祉用具の選定や住宅改修に関われる仕事は今後も増えていく気がします。


また、そんな作業療法士と一緒に利用者の居宅を訪問できれば、鬼に金棒ですよね。



企業に就職するに至った経緯や仕事への想いなど大変、面白い内容でした☆



オススメですよ(^o^)
 

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