田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

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最近、訪問リハビリの車を縁石で擦ってしまい、凹んでいる管理人です。



サービス提供中の事故(転倒・怪我など)は無いんですが、数年おきに車を擦ってしまうんですよね…。



そんな凹み中の私が、失敗した時こそ、その過程を推敲し、次に活かせる取り組みとして紹介したいのがこの本です。




 




作業療法士で訪問リハビリの先頭を走り続ける宇田 薫 作業療法士が編集と著作に携わっています。


私がこの本を買ったときはまだ、訪問リハビリを始めて間もない頃で、これからバリバリ頑張ろうと鼻息が荒くなっている私を少し冷静にさせてくれた本でした。


そして、本に書かれている内容から感じたのが、

みんな色々あるんやなぁ〜(しみじみ)

といったもので、失敗で終わらせずに、それを多くの人に知ってもらうことで、活かせることもあるんだなと気づかせてくれました。


失敗=恥ずかしい事

と思いがちですが、ブログも同じで発信することで得られる事も多々あるんですよね。



なので、失敗から多くのことを体験していないうちから学ばせてくれるこの本はこれから訪問リハビリを始める人、私の様に凹んでいる人にとっては、必読といえます。



宇田 薫作業療法士の細かな視点とコラムも「そうなんよな〜。」と納得できる部分も多いので、オススメです(^o^)


連休が終わり、明日からの仕事で失敗しても大丈夫ですよ!


この本を読んで、失敗を先取りして、業務に活かしていきましょう(^^)






突然ですが、利用者さんが訓練中に便意を訴えられた時、あなたはどの様に対応されていますか?


大半の方が快適に排泄が行える様に行動すると思います。



ですが、突然の便意によって、いつ、排泄がされるか分からない状況で、トイレまで誘導するのは至難な事があります。


特に普段から排泄に介助を要する方の場合、トイレまで間に合わないかもしれません。



つい、数分前まで楽しくお話が出来ていたのに、突然の便意によって、事態は緊急を要する緊迫した状況に陥ってしまう。なんて事は訪問リハビリ従事者として常に対応出来るようにしておきたいものですよね。



私の経験談ですが、活動量が低下している人は、排便のコントロールも難しい状況に陥っている可能性が高いです。


また、食事の摂取量や薬剤の関係によって排便が生じやすい状態になっている事もあります。


ですので、事前にできる予防策として、訓練前にバイタル確認を行う際に排便や下剤の服用等について確認する癖を身につけておいた方が良いです。


また、排便のコントロールが出来ていない事でご本人だけでなく、介護者も介助量が多くなっている可能性があります。


トイレに誘導する途中で排便があり、下着やズボン、ベッドシーツまで汚染されてしまった…。

という話もよく耳にします。

これからの季節は寒くなるので、洗濯物が乾きにくいので、予備の衣類も多く必要となってしまいます。


前置きが長くなりましたが、排泄に不安がある方は常に便意があった時点で変えられる工夫が必要だと思います。


今回は訪問リハビリの訓練中に限定した、解決方法について述べたいと思います。


1.ベッド上で便意の訴えがあった場合

慌ててトイレに誘導しようと起き上がる方が危険な事があります。

起き上がる事で腹部に力が入り、そのまま排泄されてしまう可能性があるからです。

すぐに排便が見られそうな時は差し込み便器を利用し、安楽に排泄が行える様にする方が良いといえます。

臀部の挙上が出来る方であれば、下衣を下げ、差し込み便器を挿入すれば、汚す事無く排泄が可能です。


差し込み便器とビニール手袋、お尻拭きはセットにしておくと尚良いです☆





2.歩行訓練中に便意の訴えがあった場合(屋内)


歩行中であれば、そのままの速度を保ちつつ、トイレ(ポータブルトイレ)まで行く方が良いです。

されど、運動中は交感神経が優位なので、ベッド上でのストレッチ等に比べると、便意は生じにくいかもしれません。


慌てずに行動する為にも事前にトイレの場所や必要な道具の確認(オムツ・パッド・着替えの保管場所、ビニール手袋の有無)を行いましょう。


3.歩行訓練中に便意の訴えがあった場合(屋外)

訓練の目的によっては自宅周辺の移動訓練を行う事もありますよね。

そんな時に便意の訴えがあると、トイレでの排泄は困難な可能性が高いといえます。

なので、少しでも不安がある時は、緊急連絡用の携帯電話と、尿とりパッドを2枚とビニール袋を持参すると良いですよ。

これらがあれば、緊急に便意が生じた際に、パッドを挿入することで、下衣が汚れる可能性は大幅に減らせます。

落ち着いたら、パッドを取り出し、もう一つのパッドを挿入し、急いで臀部の洗浄が可能な所まで移動する。

最初に使用したパッドはビニール袋に入れて、持ち帰る事が出来ます。


この時に使用するパッドは横モレ防止タイプのものが良いですよ。




 

まとめ


今回は便意に着目して、具体的な解決策を挙げてみました。

特に多いのが、活動量が徐々に向上してきた方や、オムツとリハビリパンツを併用している方に起こりやすい問題だといえます。

介護の手間だけで考えると、オムツにパッドを何枚も重ねて隙間なく固定する方が、漏れもなく安心ですが、身体的・精神的な低下とオムツ内の汚染された環境が長時間続くことによる衛生面での悪影響が懸念されます。

ましてや、折角、訪問リハビリで介入が出来る訳ですから、この課題に対して解決策を模索するのは、必須事項ですよね。


普段から、パッドの種類やオムツの着脱方法、便利な道具について情報収集を行い、突然のトラブルに慌てずに対応出来る準備を意識しておくと良いですよ☆
 



訪問リハビリを主に行っている人は経験したことがあると思いますが、



訪問リハビリの集金作業ってトラブルが起きやすい


んですよね。


理学・作業療法士は患者・利用者さんから直接お金を預かるという行為に慣れていないんです。



病院勤務の療法士の多くが、概ね、リハビリ費の請求は外来受付の事務の方が行ってくれています。


なので、リハビリが終わったら、患者さんにその日のリハビリの時間と単位を書いた用紙なりカードを事務に提出してもらう。

それから、診察代やらと含めてリハビリの費用も一緒に支払っていただくという流れだといえます。

なので、最初から最後まで他人任せなので、いざ、自分の提供したサービスに対して対価が支払われる段階になると戸惑うんじゃないかとも思います。


けれども、訪問看護ステーションや訪問リハビリ事業所だと療法士が直接、請求書を利用者さんやその介護者に渡して、直接お金を預かる事って多いんですよね。



特に少人数で訪問リハビリを行っている事業所は口座引き落としにすると手数料がかかるので、現金でのやり取りというスタンスになりやすいんだと思います。


私の場合も訪問リハビリ事業所に私一人ですから、訪問リハビリの請求書が出来上がったら、事務から預かり、訪問日に集金袋を渡す。という形です。


その場で集金袋にお金を入れて頂くこともあれば、後日、受け取りに行く場合もあります。

病院の診察の際に一緒に支払っていただくこともあります。


もう、5年以上、このやり方なんですが、特別、金銭面でのトラブルは起きたことはありません。


 けれども、他の事業所ではお金のトラブルは年に1・2回はあるようです。


特に多いのが、

1.お金を頂いたのに2重請求してしまった。

2.お金を預かっていないのに「預けた」と言われる。

3.お金を預かったのに「預かっていない」と言ってしまう。

4. 預かったお金を紛失してしまった。

5.請求金額が間違っていた。

6.お釣りの金額が間違っていた。

7.集金袋に入れてもらったお金を回収せずに、再び、返してしまった。


等など、ちょっとした勘違いやミスによって、生じるトラブルって結構多いです。


お金のトラブルは、利用者さんとの信頼関係に大きく影響しますし、デリケートな要素もあるので、特に注意が必要といえます。




私の所では、


利用者さんからお金を預かった時と、領収書を渡した時に必ず、サインをもらう


ようにしています。




そして、


預かったお金はその場で金額を利用者さんと一緒に確認する





予めお釣りが生じる場合もサインの横に一言書き足すようにしています。




このように月毎の一覧表を作成し、サインをもらうようにしておくと、ほぼ金銭面でのトラブルは回避出来るといえます。





ちょっと面倒ではあるんですが、トラブルが起きてからの対応の方が手間なので、慣れるとスムーズに出来ますよ☆



是非、一度、試してみてください(^o^)


 

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