田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

カテゴリ: 雑記


友人から平成28年10月に大分県日田市で日田リハビリサミットなるものが開催されるとの情報がありました。


ここ数年、何かにつけて○○サミットっていうイベントが頻発しているように感じていたので、対して関心が無かったんですが、


日田リハビリサミットのリーフレット1を見て驚きました。


53


なんと夢のみずうみ村代表の藤原茂(作業療法士)が基調講演をされるとの事(*_*)

私も今までに2度程、講演を拝聴しにいきましたが、やはり、生の藤原作業療法士は違いましたね!

その時も大きな会場で数百名の人がいましたが、壇上をひっきりなしに動き、身振り手振りで話をされる様子にとても刺激をうけました。

パワポや膨大な資料を使わず、ホワイトボードを使って、お話をされる様子に心をわし掴みにされたのを今でも忘れられません(*_*)


そして次に注目したいのが、やはり自立対談ですよね。

ケアプラネッツ代表の葉山靖明さんは作業療法士の誰もが知っていると思います。

この方の作業療法士ジャーナルの連載も大変、興味深かったです。

当事者の立場から作業療法だから出来る事を語られる姿に、挑戦する気持ちをもらいました。


当事者のお二人が自立に対してどの様な考えを持っておられるのか?
対談を通して、語られる会話から得られる物が多くありそうです。



自立対談の司会も著名な人なんですが、気付きました?

株式会社 空色 高森 聖人(作業療法士)は大分県作業療法協会の会長であり、日本作業療法士協会の制度対策部 障害保健福祉対策委員会 障害者支援班に所属されているんですよね。

まぁ、簡単にいうと、就労支援・障害者支援のエキスパートって訳ですよね。


自立対談に対して司会の高森作業療法士がどの様に切り込むのか?

想像しただけでニヤニヤしてしまいますね(*^^*)





07

 

それにしても、何度もリーフレットを読み返してみたんですが、実行委員長の羽野さんの言葉が身に沁みます。


療法士が集まってあーやこーや話し合うだけじゃもうダメなんですね。。。


日田リハビリサミットを機に今後、全国に広まっていく予感がします。


ご興味のある方は宮崎県作業療法士協会ホームページで詳細が見れますよ☆
 

当日の様子は、akashi1kakuryu71のblogに詳しく画像つきで紹介されています。

大盛況の中で、実際に不自由になっている方々が調理をし、おもてなしをして下さった様子が詳細に書かれていて、面白かったです(^o^)

是非、こちらもチェックしてみて下さい☆


【追記】

第2回目の日田リハビリサミットが平成29年10月に開催されそうです!(残念ながら今年も参加できず(*_*))

前回にも増して、当事者の方々の熱い想いと現状の課題、地域全体で取り組むべきこと・出来ることが話合われたんだと思います。


今回の基調講演では地域でできるリハビリテーションというテーマで、(株)しんせい社 多機能事業所 サンジョイ 中務 欽章(作業療法士)が講師として登壇されています。


中務氏は平成26年に 多機能事業所 サンジョイを立ち上げたそうです。


中務氏のブログ:しんせい 行けいけ応援団


このブログの記事やプロフィールを見るだけでも、中務作業療法士の熱意が伝わってきます。


第1回 日田リハビリサミットをより、深化させた第2回 日田リハビリサミット大変気になりますが、中々、当日の様子はネット検索ではヒットせず…。


どなたか、参加された方の体験談が分かれば、教えてくださいm(_ _)m


ptotstnetのサイトにて親の介護と育児を同時に行う「ダブルケア」についての内閣府の調査について書かれた記事があった。



38


                         出典:ptotstnet


ツイッターでもダブルケアについて関心がある人が多く、朝の情報番組でも取り上げられ、話題になっている様子。




私自身も、実家に住む両親は65歳を過ぎているし、父親にいたっては体調を崩し、長期入院中。
(ちなみに介護度5)


幸いにも実家から近くの病院に入院しているので、毎日、母親が面会に行っている。


そんな両親の様子を聞いたり、見たりする度に、「私達夫婦と子どもがいる所で同居できないか?」と考えてしまう。


そうなると、私達夫婦も共働きなので、どちらかが現在の仕事を辞めて、介護と育児に専念せざる負えない。


一般的な会社員であれば、介護に対する知識なんてそうは持ち合わせていないはずだから、慌てると思うけど、自分がそうなった場合、育児より、介護の方がスムーズに出来そうな自信がある。笑


これって、病院や在宅で勤務する理学・作業療法士にいたっては強みになるんじゃないかと思う。


何故なら、介護するにあたっての介護保険の利用や在宅生活における援助に対する知識は今の仕事をそのまま活用すれば良いし、費用に関しても入院費と同程度の額より低く、抑えられる。


私の場合、母親も一緒に住めば、両親の年金を生活費の一部として入れてもらい、私は週に1日はリハビリのアルバイトをする。


それ以外の時間は育児に専念し、家事等を行えば、生活が成り立つのではないだろうかと妄想してしまう。


また、ダブルケアの様子をブログに書いたり、男性目線からのダブルケアの実態について情報発信をすれば、そこそこに需要が見込まれるんのではないだろうか?


日本理学療法士協会においても女性会員が4割との事だが、逆をいえば男性会員が6割な訳だから、ダブルケアを行う男性会員についても何かしらの支援があっても良いんじゃないだろうか?(多分1割もにも満たないと思うが)www


私も含めて多くの男性が主になって仕事をしているが、決して介護も育児もないがしろにしたい訳じゃない。


自分を産んで育ててくれた両親やお世話になった親戚を介護して、恩返しをしたいと思う人もいるはずだと思う。


そして、親を介護する姿を自分の子どもにも見せられると、良くも悪くも何かを感じてくれるのではないかなと思う。



あと数年間は就職先もまだまだ見つかると思うし(より好みしなければ)、無ければ、自分で売り込みに行って、職場を開拓するのも面白い。


何より、24時間自宅で介護をする実体験を積む事は介護分野においては役に立つんじゃないだろうか?


理想をいえば、ダブルケアをしながら、自宅で整体を始めてみたい(笑)


育児と介護のダブルケアを負担に感じる内容が多い中、明るく、そして、出来れば円滑に両方が成り立っている事例を是非、聞いてみたい。


その先導役としてリハビリ職が率先して、ダブルケアを行えればと思う☆

 


 


先日、日本作業療法士協会誌が届き、何気なく読んでいると、

谷川正浩作業療法士の訃報が載っていた。

静岡県作業療法士協会会長の後、監事をされており、まだお若い印象だっただけに大変驚いた。


実際にお会いした事は無かったが、新人の頃に作業療法ジャーナルに掲載されていた、谷川作業療法士の「覗いてみたい。先輩otの頭の中」という連載は毎回、コピーして、何度もマーカーで線を引いたり、読み返した程、分かりやすくて為になった。


特に印象深いのが、ベッドから車いすに移乗する際にL字バーを体の向きに合わせて、握り直すこと。

訪問リハビリは白衣を着ていないからリハビリの先生ではなく、個人として見られていること。

作業療法士でも積極的に移動に関わっていく大切さを細かく、けども分かり易く谷川作業療法士の語り口で記述されていた。

日常生活動作の指導を行う際に自分がまだ気づいていない視点に気づかせてくれる内容で、実際の訓練を行いながら、本に書かれている内容と照らし合わせたりしていた。


本以外でも学会やシンポジウム等でご活躍されていて、日本作業療法士協会の発展に尽力されていただけに突然の訃報は残念でならない。


まだまだ、谷川作業療法士の経験から学びたかったし、直接、講義等を聞きたかった。


是非ともまだ読んだ事が無いという人には、目を通してみて欲しいと思う。






リハと看護の協働―22のコツ
谷川 正浩
三輪書店
2012-02-01







 


実体験を基に考えたんですが、長期療養病棟に入院している患者さんが、自宅に戻れない理由には、家族のマンパワー不足とともに、退院した後の生活を介護者が想像できない事が原因でもあるんじゃなかいと思うんです。


というのも、訪問リハビリをしていると、要介護度4もしくは5で、老老介護をされている所も多々あります。


状態的には療養病棟に入院されている方と大差はありません。


けれども、介護しているご家族に「介護が負担か?」を聞くと、

「入院先に見舞いに行くよりも家の方が帰って楽」

「病院の看護師さんや介護士さんに気を遣うよりも自分で出来る範囲をした方が良い」

「体が元気な時はずっと目が離せなかったから、今の方が介護しやすい」

等、ポジティブな回答の方がよく耳にします。


そう言う方々は、介護保険や往診等を上手に利用しておられるんですよね。


けど、すべての人が最初から在宅介護の知識があったからというわけではなく、

「退院せざる負えない状況になった」

「外出から始めて徐々に自信がついた」

という方も多いんです。

つまり、何かしらのきっかけがあって、在宅に帰ってみたら、見通しがたった。という所がポイントなんじゃないかと。思うわけです。


私の父も脳梗塞・心疾患にて、3年程前から、入院生活となり、食べる事も寝返りをうつことも出来ません。


それでも、数年前に状態が落ち着いたから、実家に帰省した際に、福祉タクシーを利用して外出してみようと言う事になりました。

血圧の変動も激しかったので、ストレッチャーにて寝たまま、タクシー会社の大型タクシーで病院から2km程度の実家まで帰りました。

運転手と私で玄関までの段差をストレッチャーを抱えたまま、昇りました。

その時にかかった片道代金が2500円程度でした。


動けなくなってから初めての実家への外出に母も父も喜んでいたのですが、自費での電動ベッドのレンタルやリクライニング車いすのレンタルに費用がかかり、1回数時間の外出に1万円程度かかりました。


次の外出の時には血圧の変動が落ち着き、リクライニング式車いすで外出する事になりました。

その時は福祉タクシーに依頼し、2kmの距離で片道560円でした。

玄関までの段差もキャスター挙げをしながら、私が操作したので、スロープも必要としませんでした。

電動ベッドの利用も考えたのですが、普段使っていたベッドがあったので、それを利用する事にしました。

リクライニング車いすも病院の物を貸りたので、かかった費用は千円程度でした。


ストレッチャーでの外出と車いすでの外出でかかった費用は10分の1となりました。

自費レンタルをしなくても、家にある物や病院に相談する事で貸りれる方法を知りました。




お金がかからないと、精神的にも余裕が生まれ、次は母と姉だけで外出してみるという話にまでなりました。



今では上記の方法で月に2回、外出しています。



今回の体験から、リハビリ職として、寝たきりの患者さんでも車いすに乗車出来ることで、在宅への退院に繋がる可能性があることや、介護者の経済的な負担の軽減、新しい試みを行うきっかけになる事を身を持って感じました。


変化を生み出すためには、きっかけが必要なので、長期療養患者さんで熱心に介護をされているご家族には特に外出の方法を提案してみてください☆







 


訪問リハビリの仕事は営業の成果が目に見えて分かる分野だと思います。


これは入院リハや外来リハでは中々、身につきません。


というか、そんな事を考える必要も無いのかもしれません。(今の所はですが…)


私の勤務する事業所は居宅介護事業所を併設しているので、そこからの紹介が全体の3〜4割を占めています。


けれども、中には併設の居宅を持たない、訪問リハビリ事業所でも月に120万円/人の収益を生む強者もいます。

これが東京や大阪等の都市部だと容易かもしれませんが、人口5万人弱の田舎では結構、ハードルが高い事だといえます。


つまり、自分の行動(営業)次第で、利用者は増える可能性がまだまだあるということですよね。


では、どうすれば利用者を増やすことが出来るのか?


やはり、営業のノウハウを最大限に活かすことだといえます。


最近、私が参考にしているのが、福祉用具貸与業者の方の営業です。



ご存知の方も多いと思いますが、福祉用具貸与や住宅改修に関する制約は年々、厳しくなってます。


厳しさだけで見ると通所介護の非じゃないレベル。

けれども、昔からある大手の福祉用具貸与業者であれば、安泰かといえば、そうでもなく、新規に始めた福祉用具業者の方を率先して選ぶケアマネが多いんですよね。

 
では、彼らがどの様にケアマネさんと接しているか?思いつくまま列挙していきます。


1.営業の訪問は昼休みの15分前

うちの病院に併設している居宅に毎回決まってくる時間がこの時間です。
まぁ、ケアマネも事務作業だけでなく、外出している事が多いですから、一番、事業所にいる時間かつ、昼前で少し余裕がある時間を狙っている気がします。

2.こまめにメンテナンス

梅雨時期や夏の暑い時期には率先して、ベッドのマットレスの交換を行ったり、車いすの点検等を行う。

貸与したままで使われていない歩行器や車いすも多いみたいで、その時に別の商品を提案したりするようです。


3.担当のケアマネだけでなく、色んな人とコミュニケーションをとる

これは鉄板ですかね。でも、訪問リハの営業でも出来ていない方は多いと思います。

慣れてくると最初の頃と違って、一部の人としか話をしなくなるんですよね。
そうなると、その人しか依頼が来なくなる。

一番良い方法は、その場にいる全員に対して話せる話題を持っておくことだといえます。


4.電話だけでなく、メールやLINEでの連絡手段を使う

一般的に事業所同士の連絡って携帯かFAXが主になりますが、ちょっとした事だと電話するのを遠慮してしまう事ってありますよね。

けども、携帯のメールやLINEだと気軽に連絡が取れ、普段の様子伺いやちょっとした宣伝活動もしやすいようです。

FAXでガッツリと新商品の説明や値段を提示しても、ロクに読まれないけど、LINEだと反応が異なる。

理由は分かりませんが、手軽さと必ず目を通すという点ではメールを使った連絡手段は受けが良いようです。

また、LINEのアドレスを交換出来る仲と事業所の代表番号しか知らないのだと親密度が違いますよね。


5.居宅事業所以外にもリハビリと連携をとる

訪問リハビリで福祉用具の事で相談を受ける機会は少なくないですよね。

移動手段の検討から住宅改修まで幅広く意見を求められます。

なので、福祉用具貸与業者からしてみれば、リハビリと連携を図る事で、福祉用具の貸与や住宅改修がスムーズに行えるという利点があるようです。

確かに、利用者さんの福祉用具貸与業者が決まっていない場合、デモ機を無料で直ぐに準備してくれる福祉用具業者を優先して提案したりすることがあります。

訪問リハビリでも訪問介護や訪問看護と連携をとり、訪問リハビリが必要な場合に居宅に提案してもらえるような関わりが重要だといえます。


6.個性を出せる

併設する居宅事業所には毎日、誰かが訪問してきます。

多くが、有料老人ホームの営業と福祉用具事業所の営業です。

たまにそんな方々とでくわすんですが、上手い営業をする人は服装に少し垢抜けた感じがあって、清潔感がある。

基本、笑顔。

また、話す内容もプライベートな事や共通した話題を主にしていますね。



7.仲間と思わせる

職種や勤務先は異なれど、同じ気持ちで利用者さんに接する態度や課題を共有する姿勢が好まれるようです。

お試しで利用者さん宅に訪問したり、地域ケア会議等に一緒に参加した場合など、連帯感が生まれるようですね。



まとめ


思いつくままに列挙してみましたが、いかがでしょうか?

これらの営業方法は私達が新規の利用者獲得に向けた営業にも、通じるものがあると思います。

特に大事なのが、訪問先のケアマネに応じて態度や話す内容を変えるという所ですよね。

その為にも相手がどんな人柄かを見て、評価し、連絡手段や接し方を変えてみると上手くいく可能性が高まると思います。

以前、人気のある福祉用具業者の方と営業について話していたら、こんな事を言っていました。

「ある居宅に数年通って、やっと先日、紹介してもらったんですよ!ここからが勝負です☆」



職種が違うので全てが参考になるとはいえませんが、接し方や考え方は十分、応用できるといえます。


是非、明日からの訪問リハビリの充実の為に、頑張っていきましょう(^o^)


 

↑このページのトップヘ