田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

カテゴリ: 雑記



先日、片麻痺の利用者さんと、屋外を歩く訓練について話をしました。


しかし、現在持っている靴は入院中に購入した屋内用の靴で、履きやすいけども、アスファルトや緩やかな勾配がある所での歩行にはやや不向きな印象がありました。


また、左足にはゲイト・ソリューションを使用されているので、普通の屋外用の靴だと履きづらいとの事。


いつもお世話になっている福祉用具の業者さんに条件を伝え、2種類準備してもらいました。


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 左:あゆみ 徳武産業株式会社 あゆみ通販サイト


 右:ムーンスター 株式会社 ムーンスター


どちらも福祉用の靴としては定番ですね。 今回、独自の視点で履き心地等を検証してみました。




1.外観

色にもよりますが、どちらも履きやすさを重視している外観

ムーンスターの方はインソールがカラフルでややオシャレな印象有り


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 2.履きやすさ

・どちらも、マジックテープ式で開口部が広い。

・ムーンスターの方がつま先に近い所まで開くので、床に置いたままでも履きやすい。



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・装具の種類によって横幅が広い方が良いので、今回はどちらも不具合無く可。

 ※あゆみの方がやや横幅は広い


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・どちらもアンクルストラップが付いているがムーンスターの方がリング状で視認し易い。

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その他

結局、履き心地や見た目からあゆみを選ばれました。

最終的にはご本人の好みと歩いた時の違和感の無さが決め手となりますね。

購入が決まってから、屋外を歩いたのですが、粗めのアスファルトの上を歩くと、すぐに靴底に痕がつきました。基本的には屋内用の靴だから仕方が無いかもしれませんが。

そして、防水性では無いので、屋外で使用する際は水滴や汚れを軽くする為にも、防水スプレーを施す方が良いですね☆

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そして、左側が麻痺側なんですが、装具を装着していても、荷重が不十分なのが、分かりますね。

右側も踵を中心に痕が目立ちます。

 


先月、札幌で行われた日本作業療法学会。


学会長の基調講演のテーマである

「しなやかに暮らす ひと・まちつくりへの提言」

という内容からも、作業療法士の活躍の場がどんどん広がっているのが、感じられる演題が出揃っているように感じました。


学会に行けなかった人も第50会作業療法学会のホームページで抄録だけでも閲覧する事が出来ますよ☆


第50回作業療法学会in札幌(抄録集)



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私も抄録集をテーマで気になったものを幾つか閲覧していたんですが、その中で凄い作業療法士を見つけてしまいました☆


石山満夫氏(作業療法士 大阪府の訪問看護ステーション所長) という方で、訪問看護ステーションを経営しつつ、障害のある方の率先した地域事業への進出を行っているようです。


千里津雲台訪問看護ステーション 附属 リハセラピー    (自費通所リハビリ)


27 AM

※自費通所リハビリを併設されているようです。スゴイ。。



其の石山氏も第50回作業療法学会で発表をされています。


片麻痺のあるマスターが働くカフェが地域に及ぼす影響(PDF)


テーマからして「え?どゆこと?」って思いません?


テーマだけで俄然、興味がそそられません??


 早速、抄録を読んでみましたが、 これってリハビリ職が保険外サービスを地域で行っていくのに、大変参考になる内容だなと思いました。



第一回日田リハビリサミットもそうですが、


障害を持つ人がどの様に考え、地域で生活をしているか?

当事者が主体となって活力あるどんな取り組みをしているか?


をもっと地域やそこに住む人に啓蒙していく事が、まちつくりに繋がると思うんですよね。



まずは地域で頑張っている人がいること、その人達とともにリハビリ職が関わっている事を広める事が重要だと思いますし、ここにリハビリ職の新たな活躍の場を見い出せるんじゃないかと思います。


石山さんはご自身のホームページでリハビリコラムも書いておられるんですが、数年前の内容にも関わらず、現在でも心に響く内容になっています。

自戒の意味も込めて、繰り返し目を通していますが、面白いですよ☆

訪問リハビリで頑張りたい療法士は理学・作業関係なく、役立つ内容だと思います。


石山満夫の地域リハビリコラム 


01 AM
 



本日、NHKの教育テレビ(午後11時放送予定)のスーパープレゼンテーションにイタリアの理学療法士 アルベルト カイロ氏が登壇します。


TVで観れない方はこちらでも、観れるようです。

 


もしくはこちら

 
42 PM 















手っ取り早く話す内容を知りたい方はこちらもオススメ☆

 
 31 PM



25年間もアフガニスタンに携わり、幾度と無く、命の危険にさらされながらも、現地の人たちと共に精一杯出来る事を模索する生き方は、凄いですね。


私も青年海外協力隊でボランティア活動の経験があるんですが、自分の住み慣れた環境とは異なる中で、精一杯生きている人に出会うと、「自分に出来ることは何だろうか?」と思うんですよね。


損得関係なく、この人の役に立ちたいという想いが沸々と湧き上がる事がよくありました。


アルベルト氏もアフガニスタンに赴任した当初は、生活に慣れるのに大変だったと思いますが、徐々に生活に慣れ親しみ、人とのつながりが深まると、離れられなくなってしまったんでしょうね。


けれども、常に死と隣合わせの状態で、義肢を作成するというのは、どんな感じなんでしょうか??


現在のシリア等に比べると、比較的、安全が確保された状況で専念出来たのですかね?


多くの障害を持つ人を助け、生業を提供した話よりも、どの様な環境下で生活していたのかがとても気になりました(^^;) 


日本のセラピストでも発展途上国や外国で活躍し、多大な貢献をされている方は多くいますし、今後、スーパープレゼンテーションの様な世界的に人気のある番組に登壇される方が現れるのを期待したいですね☆

 



平成28年11月12・13日で開催される九州理学療法士・作業療法士合同学会2016まで残り1ヶ月弱となりました。


医療・介護・生活をつなぐリハビリテーションの役割

~社会から求められるスキルは何か~ 



次期、医療・介護保険同時改定を前に、地域包括ケアに向けた取り組みでよりセラピストの役割を明確にする内容として大変興味深いと思います。


2日間で理学・作業療法士の両職種の話が同時に体感出来る学会なので、お得ですよね(*^^*)


そんな中、ポスター発表予定の方にnpo法人あすも特注旅行班の大関純平PTが発表されるようです☆

以前、別記事でも紹介しましたが、福岡を拠点に介護付き旅行会社の活躍は保険外サービスとして注目されていますし、今後の療法士の働き方や考え方に大きな影響を与えています。


参考記事:介護付き旅行専門会社に勤務する理学療法士について紹介



早速、合同学会ホームページから抄録を閲覧しようと思いましたが…


10月7日(金)〜しかダウンロード出来ないようです(*_*)


追記:こちらからダウンロード可能です☆

           九州理学作業療法合同学会 抄録集ダウンロード



23 PM


代わりにあすも特注旅行班のサイトを紹介します!


あすも特注旅行班


まだ、抄録を見ていないので、大変楽しみです。


予習として下記の2つのサイトは要チェックですよ☆


これらの取り組みを真似して自分の住んでいる地域や関わりがある場所で多くの人を巻き込んで誰もが住みやすい環境に変えれればと思います。


「けあとりっぷ~旅先の不安を解決する9のポイント~」を発刊しました!!



40 PM

 


福岡バリアフリーマップ作成委員会 

 
興味のある方は是非、チェックしてみてください☆ 


本棚を整理していると、若林 秀隆先生監修のリハビリテーション栄養ポケットガイドが出てきました。 


株式会社クリニコが栄養補助食品の紹介を兼ねて発行している30ページほどのものです。


リハビリテーション栄養研究会 書籍・文献紹介


若林秀隆先生は日本リハビリテーション栄養研究会の会長をされていることもあり、若くして、低栄養やサルコペニアに関するスペシャリストといえます。


今、なぜリハビリテーション栄養か 医学書院 寄稿

リハビリテーション栄養・サルコペニア 


そんな若林先生がリハ栄養の重要性を分かり易く、丁寧に、説明されており、超入門編としてはうってつけの内容でした。



項目ごとに分かり易く分類がなされている


リハ栄養の重要性

低栄養の評価と原因

適切な栄養管理

リハの目標設定

リハ効果を高める栄養療法

リハ栄養の実践

q&a

の順番で構成されており、一つの項目で5ページ程度になっています。


ポケットガイドということもあり、小さな手帳位の大きさで、リハビリの白衣のポケットに入れて、持ち運ぶのに十分な大きさです。


リハの目標設定に栄養状態を考慮する視点


リハビリの目標設定をする際に、将来的な栄養状態を考慮しているかが重要といえる。


機能改善が目標となるのか?それとも機能維持が目標になるのか?を栄養状態を考慮して判断することで、訓練でのエネルギー消費量を調整することが出来る。


低栄養で今後も栄養状態の改善が期待出来ない時に、エネルギー消費量を考慮しないと、更に機能の低下を招いてしまう恐れがある。


リハ効果を高める栄養療法

筋力や持久力を高める為にはどのタイミングで栄養摂取を取り入れるかを意識しているだろうか?

筋肉の合成にはたんぱく質に加えエネルギーも必要となるため、リハビリの後、なるべく早く(30分以内に)たんぱく質と糖質を含んだ栄養剤を飲むことによって、より筋力や持久力がより増加する。        

理学・作業療法を午前・午後に分けて行う場合、午前のリハビリの後に200kcal、午後のリハビリの後に200kcal等、一日の食事の配分を考慮して、摂取すると良い。



リハ栄養の実践

リハ栄養の普及並びに意識向上のためには管理栄養士の関わりが重要で、具体的にどのタイミングでどの様に行動するかを実践例を通して書かれている。


特にリハビリ職や関連職種が一同に介するリハビリカンファレンスでの積極的な参加と発言の機会を設ける取り組みに対しては、即時性があり、興味深い内容となっている。



まとめ


久しぶりにガイドブックを読み返してみたが、10分程度で読める内容なのに、項目ごとにポイントを分けて記載されてあるので、実際の症例に当てはめながら読むことが出来た。


主に入院患者さん向けの書き方になっているが、訪問リハビリや通所リハビリ等の在宅を起点にしている利用者さんにも応用できるし、この一冊を基に資料を作成し、勉強会等を行えるほど、十分な内容だと思う。

この冊子は株式会社クリニコに問い合わせることで手に入るとの事なので、興味のある方は是非ホームページから問い合わせて見て下さい☆

ガイドブック一覧



無料なのに十分な内容になっているので、お得ですよ☆


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