田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

カテゴリ: 通所リハビリ



以前にも通所リハビリと訪問リハビリの併用に関しての記事を書きましたが、多くの方に読んでもらっています。


私の地域でも以前よりは、通所リハビリと訪問リハビリの併用に関して一概に併用を禁止する様な話は無くなりました。


ただし、「通所リハビリとは異なる訪問リハビリの目標を設定して下さい」とは言われます。


地域によってはまだ、併用することに懸念を示す所ももあるようですが、しっかりと理論武装を行い、訪問リハビリならではの戦略をまとめ、周囲にアピールしていく必要があります。


そんな中、先日届いた、日本訪問リハビリテーション協会 機関誌の特集にて訪問リハビリの権威ともいえる野尻 晋一 理学療法士 (訪問リハビリテーションセンター 清雅苑)にて通所リハビリと訪問リハビリの併用に関する考えが述べられていました。


図説訪問リハビリテーション [ 清雅苑 ]
図説訪問リハビリテーション [ 清雅苑 ]







下記に私の解釈を交え、野尻氏の展望を考察したいと思います。



平成27年度介護報酬改定により、通所系スタッフが訪問する機会が増えた



通所リハ・訪問リハビリに関してはリハビリマネジメント加算が強化された事により、算定要件を満たす為にも居宅での指導や居宅サービスを提供する事業所との連携が強化され、


通所介護においても、(地域ケア会議等の助言によって、)居宅訪問を積極的に行うようになったとの事です。


今後も通所系サービスの居宅訪問の機会は増え、現行の制度よりも居宅にて行える支援の内容は拡大していくのではないでしょうか?


短期集中の訪問リハビリは通所リハビリの訪問機能によって代用出来るという考え



退院・退所直後の訪問リハビリによる役割は、早期の在宅生活への適応化が課題が挙げられます。しかし、通所リハビリの訪問指導によって、自宅での動作確認やヘルパーへの指導等であれば行えるという考えがされ始めたとの事でした。


結果、訪問リハビリと通所リハビリの併用がされていたケアプランが通所リハのみになるケースがでてきた


確かに通所リハによって、定期的に居宅での指導や助言が行われれば、状態確認等や家族指導等の目的で行われていた訪問リハビリの必要度は下がるのかもしれません。


しかし、現行では通所リハビリのセラピストの人員不足や業務の多忙さが問題視されます。



通所リハビリと訪問リハビリを一体的に提供されることが望ましい理由



通所リハビリの訪問指導はあくまで指導で


法律上、練習は出来ない。


練習が日常生活に定着するように、訪問リハビリとの併用は有益であるといえる。



通所リハビリの指導では足りない事、訓練として訪問リハビリでしか行えない事を明確にする必要があるとの事

→地域の行事に参加する為の屋外移動訓練、生活環境に沿った動作指導訓練等


対象も軽度者よりも中重度者への介入を一体的に行い、心身機能・生活行為の向上を図る必要があり、


訪問リハビリて通所サービスに繋がりにくい閉じこもりのケースに介入し、通所リハビリとの併用により、社会参加を広めていく等が必要との事でした。


やはり、退院初期等、心身状態や家族の介護負担を考慮すると、訪問リハビリにて環境調整や機能向上を図り、徐々に通所リハビリのみにつなげる事が重要だと思われます。

通所と訪問リハビリを併用する事の効果と状況に応じてどちらかのサービスを卒業するという事をケアマネや介護者に理解してもらう努力も必要といえます。




まとめ


野尻氏の考えでは通所リハビリと訪問リハビリを一体的に提供する事は意味があり、必要な事と言われています。


ただし、それぞれの特性を活かし、課題と目標を見出すこと。を前提にされているように思います。


今後も通所リハビリと訪問リハビリを併用し、一体的に提供する為には、通所リハビリの訪問指導では、解決できない点を訪問リハビリの訓練にて解決する。

また、通所リハビリでは対応が難しい課題に対して、訪問リハビリで解決し、再度、通所リハビリの利用に繋げる方法も考えないといけないといえます。


特に通所リハビリだけでなく、訪問リハビリが介入することで効果があるという事例や実績をまとめ、周知していく努力が必要なのかもしれません。


最後に


通所リハビリと訪問リハビリの併用に関して効果が見られたとして、下記の研究にて実証されています。

リハビリテーションの提供形態の違いが、 利用者・主介護者の日常生活動作と生活の質 に及ぼす影響に関する研究(PDF)



それぞれのサービスの長所を活かし、介入する事が研究によって、証明されている事、私達自身の経験から得られた効果を、周囲に知らせる努力を今後も継続する必要があるといえます。



日本訪問リハビリテーション協会の活動は訪問リハビリを行う上で重要な指針を提供してくれます。



日本訪問リハビリテーション協会 ホームページ
















 



 朝晩が涼しくなり、夜の寝苦しさもマシになってきましたね。


私の担当する利用者さんのご家族で、健康づくりの為に、毎日、ウォーキングをしているという方がおられます。


けれども、ある日、屋外で転倒してしまい、膝を痛めてから歩くのが億劫になったとの事でした。


歩かない事で運動不足になり、介護に対するストレスを感じやすくなったという事なので、ウォーキングが健康づくりでもあり、楽しみとしての活動になっておられたようです。


 
足の痛みは荷重時や舗装されていない所を歩く際に不安感もあり痛むとの事だったので、是非ともストレス発散の為にもウォーキングを再開してもらいと思い、ウォーキング用ポールを紹介し、私が個人的に所有していた物をお貸ししました。


ウォーキングポールの効果については下肢の負担を減らす程度にしか、考えていなかったんですが、全身運動としてポールを利用することでダイエット効果もあるようですね。


ノルディックウォーキングになるとポールの持ち方や正しいフォームまであるようなので、奥が深そうです。


ノルディックウォーキング~歩き方とその効果~ 



本格的に歩くことを通して体質改善や体力増強を図るのであれば、ある程度は上記のサイトを参考に働かせる筋肉を意識しないといけないのでしょうが、気晴らし程度に歩くのであれば、まずは手軽に使える事が大事なように思います。



私の住んでいる地域は田舎なので、ホームセンター等に行っても、安価なウォーキングポールが無い事からAmazonで安いのを注文してみました。


(利用者さんの家族に貸したのは義理のお父さんが1ヶ月で使わなくなったウォーキングポール(^_^;)) 






トレッキング用が主な様ですが、試しに買ったキャプテンスタッグのトレッキングステッキで充分役に立つ事が分かりました。

軽量を売りにしているものからすると、少し重いかも知れませんが、ウォーキングの際に使用する程度であれば問題なさそうです。




3900円がセール価格で1480円(9月11日現在)と破格の安さのトレッキングポールがありました。

2本セットでこの値段だったら、お試しで買い置きし、必要に応じて貸し出す事も出来るなと考えいます。








介護用品としても使え、女性に人気なのがこちらの商品のようです。値段も安価でピンク柄なのが女性には喜ばれそうですね☆






トレッキングポールの効果はネットで検索すると、山のように出てきます。主に健常者の方が対象のようですが、運動習慣が無い人や介護予備軍の方が気軽に屋外移動を始めるきっかけに、これらの道具を上手に活用する事で、気持ちに変化が生まれ、体を動かす事が楽しみになるような習慣化が図れるように思います。


値段も安価なので、私の利用者さんのご家族のように知らなくて喜ばれる事もあると思うので、車に常備しておくと役に立ちますよ(^o^)
 

看護roo!というサイトで看護士が日頃行う業務が分かりやすく動画付きで紹介されています。

中でも、訪問リハビリでもよく聞く、経鼻栄養や導尿に関する動画の説明がわかり易いです。



                      
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                               引用元:看護roo!


特に持続導尿されている男性の利用者の方で、陰茎を上向きにして腹側に固定する理由とか分かります(・・?

                       
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              引用元:動画でわかる!看護技術



その答えは動画でバッチリ答えてくれますんで、是非、観てみて下さい(^o^)

ちなみに、蓄尿バックを床に直接つけないように。って言われますが、ベッドサイドのリハビリの時とか引っ掛けて置く所が無くて、床に下ろしてしまう事があると思います。






大概、サイドレールに固定してますからね。

けれども、100均とかで売っている中サイズのS字フックを使えば、サイドレールの差し込み口にS字フックをかけて蓄尿バックをぶら下げる事が出来ますよ☆

在宅の利用者さんで蓄尿バックを使用している人にはS字フックを色んな所に引っ掛けてもらっています。

歩行器や昇降電動椅子、ベッドのサイドレール等などで役に立ちますよ☆ 





 


知人から作業療法士で福祉用具貸与・販売事業所に勤務する女性の記事がある事を教えてもらいました。


大分県作業療法協会の広報誌 伝 no18(PDF)にて閲覧可能です☆


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松本 奈穂(まつもと なほ)さんは
福祉用具プランナーの資格も取得されているとの事です。



福祉用具プランナーとは? 


私も何年も前ですが、福祉用具プランナーの資格を取得しました。

座学と集合研修で約100時間程度勉強した気がします。

座学は主に自己学習で、集合研修にて実習するという形でしたね。

集合研修ではリハビリ職以外にもヘルパーさんや福祉用具販売員の方もいて、非常に有意義な研修だったと思います。

ただ、福祉用具貸与・販売事業所を立ち上げるのには福祉用具専門相談員が必須なので、知識を深めるという点では福祉用具プランナーは取得する価値があると思います。

ただ、福祉用具プランナー取得の費用は安くはなかったです…(^_^;)
4万〜5万位だったかな…。


松本さんのインタビュー記事を読んで感じたのが、リハビリ職以外の領域に転職する不安感等は無かったのかな?と思いました。


興味はあっても中々、今の仕事とは違う分野に移れないのが大半の心情だと思います。


けれども、福祉用具事業所に作業療法士がいるなら、私は率先して、その事業所に福祉用具の相談をしますね。


訪問リハビリや通所リハビリの現場で福祉用具の検討は日常的にあるので、同職種だと話がスムーズだといえます。


また、難しいケースなんかでは相談しても良いですよね。


あと、インタビューにも書かれてますが、地域ケア会義においてリハビリ職が活発に意見を出す地域等では、作業療法士が選定した福祉用具となれば、そうそうは突っ込まないと思います。


また、ケアマネさんも安心して会議に望めますよね。
福祉用具の事で突っ込まれてもフォローしなくて良いんですから。笑


松本さんも病院でのリハビリ業務経験を活かして、福祉用具の選定等を行っていると思います。


こうゆう人が増えて、ケアマネも福祉用具業者も訪問リハビリもみんな、リハビリ職だったらどうなるんでしょうね?


そんなメンバーで地域ケア会議なんかで話合いがされたら、面白そうですよね。


いつかそんな、話が現実になればと思います。



話が脱線しましたが、今後も松本さんのご活躍が楽しみです(^o^)

 

一般社団法人 日本作業療法士協会のホームページにて病院や施設とは違うフィールドで活躍する作業療法士の紹介コーナーがあります。



こんなところで!作業療法士 


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今回は、介護ショップで活躍する作業療法士の船谷さんの記事について読んでみました。



住まいから考え、支援する「その人らしい暮らし」 




15年以上前から作業療法士の特性を活かして介護ショップで勤務されているとの事なので、当時を考えると珍しいケースだったのではないでしょうか?


文中にも書かれていますが、実施に利用者の居宅に訪問する事で気づくことって多いんですよね。



けれどもその課題に対して作業療法士としてでは、対応出来ない事も多々あります。



手すりの位置等についてはアドバイスが出来ても、壁を壊したり、水が出る場所の変更等が出来る作業療法士はいないと思います。



そんな中で、作業療法士がアドバイザーとして建築士や関連職種に生活をより良くするための工夫について指導出来ると、疾患や障害に応じた環境づくりができるんですよね。



作業療法士の知識と経験を活かして、福祉用具の選定や住宅改修に関われる仕事は今後も増えていく気がします。


また、そんな作業療法士と一緒に利用者の居宅を訪問できれば、鬼に金棒ですよね。



企業に就職するに至った経緯や仕事への想いなど大変、面白い内容でした☆



オススメですよ(^o^)
 

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