田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

カテゴリ: 訪問リハビリ


毎日、暑い日が続いていますね。

今日は全国の8割で猛暑日となり、北海道でさえも34度以上の気温になったようですね。


まだまだ、暑い日が続きそうですが、皆さんは屋外活動訓練をしていますか?



ケアプランに屋外での活動が含まれている場合等、その頻度や内容に若干の修正を加えつつ、予定通り屋外活動訓練を実行されている方がほとんどだと思います。


私も活動量が減少しており、訪問リハビリ等の場面で屋外移動を行わないといけない方や、趣味的活動の充実の為に畑等に行く訓練を行っております。


これらの活動は暑い寒いに関係なく、目標達成のために必要な事だと思うからです。


けれども、この時期に屋外で作業を行うことは20分〜120分の間で可能だとしても、昼間の活動はちょっと心配ですよね。


なので、私の場合、以下の点を配慮して行っています。


1.屋外での活動時間を調整する

夏時間・冬時間に分けて、利用者様の訓練内容や状態に応じて訓練を行う時間を調整しています。
今回の場合は、朝一番の時間か最も遅い時間にスケジュール調整をしています。

たまに、訪問入浴とか訪問介護等との調整が必要ですが、通所系のサービスを利用される方以外は朝一番の時間は開いてる事が多いですね。

利用者さんも夏だと起床時間が早くて6時には朝食を食べ終わっている方もいます。

なので、朝一番だと8時頃にお伺いする事もあります。日差しも日中に比べると、全然違いますからね。


2.屋外活動の場所を工夫する


つまり、昼間で気温が高くなる時間帯でも、屋外の移動する場所 を直射日光が当たらず、風通りが良い所を選んだり、日陰で作業できる場所にて農作業を行ったりしています。

私よりも利用者さんの方が涼しい場所や環境について詳しくて、病前からの生活の知恵が身についておられる事を実感することもしばしばです。


3.暑い日に外に出る事で味わえる達成感・充足感を意識する

普段から活動量が少ない上に、屋外に出るという事に必要と思いつつも、拒否的な反応を示される方もあります。その際は、冷たいお茶を準備し、休憩の際に木陰で味わう喜びや、暑い日にも頑張って作業をしたという満足感を感じてもらえる様に工夫しています。

屋外移動等は歩く事が目的になると、拒否的な反応が生じる事があるので、近くの神社にお参りする。スーパーに買い物に行く。等を取り入れると、違った反応が見られますよ☆



4.暑さ対策は万全に

帽子や日傘などは勿論のこと、アイスノンや冷えピタを準備します。

訓練に対して過剰な程、やる気がみなぎっている方にはブレーキをかける事も必要ですので、良いタイミングで持参したお茶を差し出したり、熱を持った手足を冷やしてあげると、クールダウンにもなります。
また、訓練の際にこれらを使用することで、「便利な道具を使った方が体も楽」という認識をもってもらえます。


熱中症・日射病・脱水症を予防する為にも暑さを体感しながら使用することをオススメします。



思いつくままに屋外活動を行う際に私が意識している事を挙げてみました。


まだまだ、工夫は必要かも知れませんが、今のところ、屋外での活動を行った事で体調が悪くなられた方はいませんし、活動量も維持できている方ばかりです。


是非、屋外での活動に躊躇されていた方は、暑さに負けず、屋外での活動を行い、利用者さんの目標達成に向けて取り組んでもらえればと思います。

お互い頑張りましょ〜(*^^*)

 


私が病院で勤務していた時、介護者に「退院の為には必ず出来るようになってもらいた動作はありますか?」的な質問をすると、必ずこう言われました。


「トイレにだけは何とか自分で行けるようになって欲しいです。」


その言葉をそのまま間に受けて、私はトイレ動作の獲得を目標に、

寝たきりの人であれば座位→車いす→車いす駆動にてトイレ→一連の動作獲得を目標にし、

認知症の人にはトイレまでの道順の練習・貼り紙にて注意喚起・排尿リズムの確認を行い、

難病の方には福祉用具の検討・在宅の手すりの設置・疾患に応じた特性を家人に伝える等を

主に行っていました。


全て介護者の希望である「トイレに行き、トイレで用を足す」事が前提にあった訳です。


けれども、いざ、訪問リハビリを行ってみると、

トイレに行ける能力がある方でも、ベッドの脇に置いた尿器を使って排尿しているケースが多かったんです。

中でも全て男性な訳ですが、トイレに行くことは出来るけども、一日24時間の中で、尿意を感じるのって突発的で、間に合うか間に合わないかの瀬戸際だという事実があった訳です。


その事に気づくまで、私はバカの一つ覚えのように、リハビリのトイレ動作の獲得はトイレで行うもの。
介護者もトイレに行けない事が負担となり、在宅生活を阻害する要因になると思っていたわけです。


けども、上記のようにトイレに余裕を持っていける人は、介護区分でいうと、

要支援1から2位の状態の方ではないでしょうか?

介護がつく方は必ずと言ってよい程、何かしらのトイレに関するトラブルは抱えておられるはずです。

そんな中で、多くの男性介護者が考えたのが、尿器を利用する方法だったのではないかと思ったわけです。


特に下記のサイトに簡単に尿期の種類と使用上の注意点が分かりやすく書かれています。

トイレ用具のポイント 


中でも私がオススメしたいのが、セパレート式蓄尿器です。

これは電動のものもありますが、座位もしくは立位でされる場合は、普通のタイプで良いかと思います。


ですが、手持ち式の尿びんを使われている方が圧倒的に多いんですよね。

介助者がいたり、ある程度、操作に慣れている方であれば問題ないですが、大半の方が失敗する事が多々あると言われます。

ベッド上で失敗してしまい、布団やら下のシーツまで尿でビッショリになり、大変やったという話は介護者の方からよく聞く話です。

夏場でこそ、洗濯物も早く乾きますが、冬場等は大変です。


その点、セパレート式だと受尿部をしっかりと固定できるので、失敗が少ないです。

念のため、防水シーツを敷いておけば、万が一の時でも最低限に抑える事ができますしね。


また、尿器を使う利点として

1.頻尿の場合でも、間に合うという安心感が生まれる

2.トイレ動作時の転倒の危険性の回避

3.トイレの取り合いがなくなる

4.自分の体調に応じて使い分ければ良い

5.夜間など、蓄尿できるので、朝、片付ければ良い


欠点としては

1.失敗した時の片付けが大変

2.トイレに行く機会が減り、立ち座りの頻度が減る

3.外出時には使えない

4.ホース内の汚れや蓄尿器の片付けに手間がかかる

5.費用がかかる


思いつくまま、利点・欠点を挙げてみましが、私は利点を優先し、早期から使い方を覚え、利用者も介護者も慣れておくべきだと感じています。


トイレ動作が円滑に出来るようになる事が一番ではありますが、その労力と時間を考えると、入院中のリハビリでは退院後の生活を想定し、様々な方法を検討すべきだといえます。


ですので、敢えてトイレでの一連の練習が出来るようになれば、次は尿器の一連の使い方を指導し、介護者にも利点を伝える。


退院後に訪問介護士等が介入する場合は、練習の状況と注意点等をケアマネに送付すると良いですね。


実習生は特にトイレ動作の獲得を目標に挙げる場合は、在宅での生活を想定し、上記の方法を検討して下さいね☆


 


訪問リハビリの利用者さんで、トイレの悩みを持っておられる方、多くないですか?

悩みの原因も様々で、便秘であったり、痔があったり、頻尿であったりと多岐に渡るといえます。


特に高齢の方になるほど、トイレに行く回数は増えるし、昼夜・そして24時間関係ない問題として、多くの人を苦しめているのが現状です。

私がサービスを提供している利用者さんにも、便秘気味で週に1回排便があれば良い。

そして、時々は失敗するけども、「トイレで用を足したい!」という方がおられます。

けども、その方の悩みは便意もあり、トイレにも行けるけども、便座に5分も座っていられない。

座っていると坐骨結節が痛み辛いという事でした。

痛みのせいで出そうなのに集中できないという現状。

これは「そうですか。困りましたね。」では担当療法士として済まされる問題ではないんですよね!


しかし、ご本人のご希望通り、便座に長く座れないという身体機能面での解決策は難しい。。。

環境調整として前方にテーブルを設置し、上肢に荷重する事で臀部の負担を減らせるか?

けれども、トイレに行く度にテーブルを準備するのも家人の負担が大きい。

両脇に手すりなどを設置し、そこに荷重をしてもらうか?

けれども、便座と壁までの距離を考慮すると、十分な上司の荷重は難しい。せいぜい、前傾姿勢を保てる程度か?

等など、色々と解決策を考えてみましたが、単純に解決できる方法があったんです。

皆さんならどうされますか?


私が考えた答えは、便座に厚手のシートを設置する方法でした。





図だとちょっと分かりにくいんですが、これ結構な厚みがあり、座り心地がとても良いんですよね。


これを使えば、あの固くて無機質な便座からの攻撃を和らげる事が出来そうだなと思い、早速、アマゾンで購入し、使って頂きました。


すると、座った瞬間の利用者さんの驚いた顔と「これなら大丈夫や!」という表情が見れました。


ちょっとした工夫でトイレの苦痛から開放されるという瞬間に立ち会えたことと、予想通りに上手く行った事で私自身も安堵しました。


訪問リハビリでは実際の生活場面で困難を生じさせる課題に直接、介入できる事ができます。

この積み重ねが利用者の生活再建に向けた取り組みになると思いますし、生活課題への挑戦ともいえます。

是非、訪問リハビリを行っている療法士の方でトイレの課題があった際は、今回の方法も検討し見てください。

臀部の脂肪や筋肉量が低下している人にも喜ばれますよ(^o^)
 


今更ですが、隔月刊の訪問リハビリテーションの特集が訪問リハビリからの卒業でしたね。


巻頭言には訪問リハビリでも有名な吉良理学療法士、そして、最初の記事に関愛会 在宅リハビリテーション室の川野理学療法士の記事と訪問リハビリの分野でご活躍の方々がどの様に卒業について考えているかとても興味がわきました。


吉良・川野理学療法士の記事はgeneのホームページからサンプルとして閲覧可能です。


株式会社 gene 書籍


訪問リハビリテーションの卒業~患者から生活者へ・準備移行支援~(サンプルPDF) 



中でも気になったのが、訪問リハビリの卒業といっても、通所系のサービスにつなげるケースが主で介護保険自体からの卒業は難しいという事ですね。


同一法人で通所系サービスと訪問サービスを持っている所は訪問リハビリの卒業先として通所系サービスが再優先に選ばれますよね。


そこからの卒業が一番難しいんじゃないかと思います。


それよりも、通所系サービスを何年も利用する状況を作りかねない卒業よりは、比較的軽度な介護度を維持し、訪問リハビリで様子を見ていく方法でも良いと思うんですけどね。



最初から「何ヶ月で訪問リハビリは卒業です」よりも、介入する期間を徐々に長くし、最終的には月に1〜2回位の訪問リハビリで生活状況を確認・指導するのが一番、介護保険の利用頻度を減らす(抑制)につながるのではないか?とも思います。


月に1回〜2回の訪問ですから、状態を確認して動作確認をするだけで、徒手的な訓練等は行えないですからね。



色々と持論を交えて卒業について書きましたが、今後、訪問リハビリの卒業への取り組みはそれぞれの事業所で地域の実情を踏まえながら、検討すべき課題だといえます。


介護予防の利用者にあたっては、依頼があった時点で「3ヶ月〜6ヶ月で必ず訪問リハビリは終了(卒業)でお願いします。」と言われる事がほとんどになりました。



つまり、「その期間で効果が出せない場合は、次から別の事業所に依頼しますよ。」という暗黙のプレッシャーも感じられます。


ですので、最初に定められた期間よりも少し早く目標が達成でき、利用者や介護者からは終了後も定期的に状態を確認できる関係を築く必要があります。


川野理学療法士も「かかりつけ療法士」という言葉を使っておられますが、本当にこれからは個人としての関わりが求められると思います。


訪問リハビリ卒業後もいつでも相談が出来るという安心感と信頼が、これからの訪問リハビリ従事者に求められる技術かもしれません。



※川野理学療法士が勤務する関愛会 在宅リハビリテーション室のブログも卒業に向けた取り組みが本書よりも詳しく事例(写真付き)で紹介されています。良い刺激がたくさんで、面白いですよ☆
興味がある方は是非、下記のサイトを閲覧してみて下さいね☆


“もみの木”の木の下で…






訪問リハビリの自主訓練ように、ペダルこぎ運動器具を購入しました。


一つ目は利用者さんからの依頼だったので、5000円程度で買えるものを中心に探しました。


田舎なのでAmazonで買うしか方法が無いので、この時は何となくレビューを参考に買うことにしました。


Px-one イエロー
ユーキ・トレーディング
2012-12-01



結果、上記の品を購入し、組み立ててみました。


やや重い印象がありましたが、グラつきも無く、固定部分が(少しですが)折り畳める様になっていたので、持ち運びはしやすかったです。


また、使わないかなと思ったんですが、1回漕ぐ事にカウントしてくれるので、漕ぐ回数を指定出来るのも良かったです。


ケアマネさん等に報告する時にも具体的な数値で報告できるので。



初めて買った、ペダルこぎ運動器具がとても評判が良かったので、別の方にも自主訓練として同じものを購入し、貸し出してみました。



ペダル ダイエット エクササイズ ペダラー ペダル運動機【あす楽対応】

ペダル ダイエット エクササイズ ペダラー ペダル運動機【あす楽対応】


2回連続で評判が良かったので、次は安い物にしてみようと思い、3000円のペダルこぎ運動器具を購入してみました。


私が調べた中では最も安い価格だったので、これで不具合がなければ、幾つか購入しようと思ったのですが、

いざ、商品が来てみると、素材のチープさは仕方ないにしても、土台がグラついてしまい、並行な場所に設置しても、4本足の1本が浮いているんですね。

使う前から傾いた状態。

なので、浮いている足の下にタオルを敷くなどの補高が必要でした。

また、ペダルを漕ぐと左右にグラつくんですよね。これが一番困りました。

ネジで固定する為、固く締めても、遊び生じているようでした。


唯一、上部のグリップを締めたり緩めたりする事でペダルを漕ぐ際の力加減が調整できるというものでしたが、漕いでいる時にグラグラすると、集中出来ないですよね。


ましてや、漕いでいる時に急に外れて、怪我でもしてしまったら、本末転倒です。



なので、


やはり、値段が安い物は現物確認が必要ということ。


5000円程度のペダルこぎ運動器具であれば、機能は少ないも運動効果はあること。 

が実体験をもとに知ることができました。




以前の職場ではルームマーチがあったので、時々、使っていましたが、やはり値段もそこそこ高いです。








ペダルを漕ぐ事で、少しでも自主訓練の意識づけが出来れば良いという気持ちでいる方が、利用者側からしても、継続できるそうです。



大部分で梅雨が明け、日中の日差しがキツイ時期ですので、屋外に出る方は少なくなっていると思います。


涼しい環境で場所を選ばずに出来るペダルこぎ運動器具は最適ですよ☆

 

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