田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

田舎で訪問リハビリ事業所を開設し、7年目になりました。開設当初から様々な壁に直面しながらも、ここまで続けることができました。収益は月に100万円以上を目標にしています。(一人職場)
訪問リハビリを始めたい方、収益アップを図りたい方、日々の業務に悩んでいる方など、訪問リハビリに関する私の経験談を主として情報を発信しています。私の経験があなたの役に立てば幸いです(^^)/

カテゴリ: 訪問リハビリ


特定疾患受給者証で、受けられる割引サービスについてご存知ですか?


訪問リハビリや訪問看護等、自己負担限度額に応じて免除される事は、以前にも紹介してきました。


医療・介護のサービス以外にも割引となるサービスがあることを、療法士の皆さんは知ってました(・・?


恥ずかしながら、今日まで、私はこの事実を知らなくて、明日から早速、特定疾患受給者証をお持ちの方に周知していこうと思っています。


具体的にどんなサービスが受けられるのか??


特定疾患受給者証 割引サービス


で検索すると、詳細な情報が出てきます。←より詳しく知りたい方はこちらを参考に☆



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一覧からも分かるように、大手携帯電話会社の通話料等が割引で受けられるサービスがあるようです。


県別に詳しく知りたい方はこちらのページも是非、参考にしてください。


特定医療費(指定難病)受給者証を使おう!


福岡県でもかしいかえん福岡市博物館福岡美術館(現在リニューアル中にて休館)での割引があるのは嬉しいですね☆

お孫さんやご家族との外出も割引が受けられることできっかけになりますしね。


そんな中、特定疾患受給者であれば、利用できる機能回復訓練室があることを友人から教えてもらいました。

場所は大分県の大分駅から歩いて3分のホルトホール大分

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このホールの中にある障がい者福祉センターでは、特定疾患受給者・障がい者手帳を有する人を対象に、各種サービスが無料で受けられます。

障がい者福祉センター ご利用可能対象者のご案内


パソコン教室やプール教室を無料で利用できるという素晴らしいサービスですが、是非とも多くの療法士に知らせたいのが、機能回復訓練室には理学・作業療法士が常勤しているんですって!

しかも、

予約不要

1回の利用時間も制限なし

理学療法士・作業療法士の指導・助言あり(原則、介助が必要な方は介助者が付き添う)



このサービスの充実した内容には私も驚いてしまいました。


大分県はすべての人に対して住みやすい街づくりを推進しているだけあって、熱意を感じられます。



今回紹介したサービスはまだ一部で、私達が知らない場所でも受けられるサービスというものはあると思います。


また、サービスが受けられるように働きかけていくことも療法士としての役割かもしれません。


少しでも日々の生活の負担が減り、受けられるサービスを最大限に活用して、その人らしい生活が支援できるように情報を伝えていければ良いですよね。









大型連休も残りわずかとなりましたね。


私はほぼ、通常通りの出勤予定でした。


お盆(8月13日〜15日)・年末年始(12月30日〜1月3日)は利用者さんやご家族から、利用を断られる事が多いんです。

けれども、5月や9月の連休は利用を断られるケースは少ないんですよね。


私も昔は「連休くらい休みたいな〜。」と思っていましたが、

今は、逆です。


連休こそ、利用してくれる利用者の方に感謝しますし、

「連休でも訪問リハビリを休まないで欲しい」と言われると、歓喜します(笑)


まぁ、単純に歩合制なので、連休があると、その分、収入が減るということも事実です。


けれど、連休にも訪問リハビリができると良いことも沢山なるんですよね。


1.普段会えない、利用者の家族が帰省してくる。


訪問リハビリの利用者が単身や高齢の夫婦という事が大半です。


ですが、滅多に会えない家族が帰省されるのが、大型連休なんですよね。

大事な連絡事項や書類、お金の話なんかも、本人や同居家族だと

イマイチ伝わらない時がありません(?_?)

帰省されている家族(特に息子さん)に訪問リハビリの経過や書類の有無などを

きちんと説明できるんです。

そして、息子さん(あえて断定)から説明してもらうと、

私が説明するよりも"スルスル〜"と納得される訳ですよ。



どんなけ、熱心で親身に接しても、遠くの息子には敵わない訳です・・・(-。-)y-゜゜゜


また、ここできちんと訪問リハビリの重要性をアピールできると、


その後の、リハビリも大変スムーズになります。


話が上手く伝わらない時は、直接子どもさんに連絡するなんてこともできますからね。


そして、帰省している家族に会えると、相手側も安心するんですよ。


オレオレ詐欺や変な事件やらが頻発しているこのご時世で、

田舎の両親の家に訪問してくる輩はどんな奴なのか(・・?


一体、何をしているのか(?_?)


これは、至極、当然の不安だと思います。

なので、こちら側も訪問リハビリのパンフレットを持参したり、訓練中の様子を実際に見てもらうようにするべきなんですよね。


短い時間でも、実際の様子を見て、何が出来て何が出来ないのか?

何の為に訪問リハビリをしているのか?を 


face to face で行うと、長く良好な付き合いが可能となるわけです。



2.祝日出勤加算をくれる職場もある。もしくは交渉してみるべき。


労働条件に完全週休2日制とかでなければ、多くは日曜とその他1日、祝祭日が休みだと思います。

ですが、長く同じ職場で勤務している場合は、祝日出勤に対する手当について交渉するべきです。


祝祭日に休み事で失われる利益と、会社が出勤手当を出した場合の支出を天秤にかけ、雇用主と労働条件について話し合うのも必要です。


手当が出せない場合でも、他に代休を取らせてもらったり、勉強会や研修会に参加する費用を補助してもらったりと、何かしらの条件を新たに認めてもらえるかもしれません。


祝日に休みよりも、訪問リハビリを長く運営する為に生じるメリットを雇用主に理解してもらい、自分にも還元する方法を模索してみましょう☆



3.まとめ


世間が休みの日に仕事だと少し損した気分になりやすいですが、貯金と同じだと思うようにしましょう。


連休に頑張って働いて、その分、別の時に休む。


連休等の休みに書類整理をして、平日の直接業務に注力することもできますしね。


私も今回の連休に仕事をして、2組の帰省中のご家族と話をして、訪問リハビリについて知ってもらうことができました。


やはり、年に数回しか帰省できないので、色々と不安はあったようで、話が出来ただけで喜んでもらえましたよ(^o^)


来週からも頑張りましょう☆



 


最近まで、特定疾患の変更手続き(病院名の追加)が必要な場合でも、ご本人もしくは家族が申請手続きを行う必要があるのかと思っていたのですが、勘違いでした。


変更手続き自体はすごく簡単で、代理人でも良いという旨を電話にて確認出来たので、私が代わりに行う事になりました。

その時の、手順や流れについて簡単にですが、書きたいと思います。


1.必要書類をホームページで確認


お住いの都道府県のホームページにて特定医療費(指定難病)の手続きについて、調べましょう。

新規の手続きから変更手続きまで詳しく掲載されています。

ほとんどが、所轄の保健所にて申請手続きを行うようです。

必要な書類や準備物についても書かれているので、確認しておくとよいですね。

変更手続きにあたっては、印鑑と受給者証が必要となっていました。


2.保健所に電話をする


受給者の住んでいる地域を管轄する保健所にて申請してください。

との一文が書かれていたので、どこでも良いわけでは無いようです。

なので、必ず確認を行い、必要物品に関しても確認の電話をして方が良いかもしれません。

私も代理で変更手続記を行うのが初めてだったので、念のため、電話をしました。

電話では、代理人でも良いのか? 記載されている準備物以外に必要な物はないか?を確認しました。

代理人でも良い。印鑑と証明書を持参して下さい。との事でした。


3.保健所での手続き


保健所に行く用事は滅多にないですが、理学・作業療法士の免許証をもらう際に行ったことがあるんですよね。

今もそうなのかは不明ですが、仕事の昼休み中に急いでもらいに行ったことを思い出しました。


保健所につくと、大きい文字で「特定疾患の手続きはこちらです」と書かれていました。


特定疾患の受給申請に来る方が多い事が分かります。


窓口にて書類を渡され、利用者さんの名前や住所、変更内容について記載します。

今回は病院名の追加を行いました。

印鑑は利用者さんの印鑑を持参したのですが、私の印鑑が必要と言われました。

代理人で来ている為、続柄と印鑑が必要だったようです。

幸い、私自身の印鑑を持っていたので、ことなきを得ました。

電話で確認もしたのですが、このような事もあるので、印鑑は利用者さんと代理人の印鑑の2つを持参する方が良いかもしれません。



4.手書きで追加された受給者証をもらう


変更申請書の確認の後、手書きで訪問リハビリ事業所の所属する病院名が追加されました。

開始時期についても確認されますが、申請した日を病院名の横に記載されていました。

大丈夫とは思いますが、訪問リハビリ事業所の病院が指定医療機関であることを事前に確認しておきましょう。

変更手続きを行う際にも、指定医療機関として登録されているか否かは一覧表にて確認されますが、もし、指定を受けていないと助成自体受けられなくなりますので。



まとめ

ざっくりと、変更手続きに関する手順を書きましたが、保健所でのやりとりは10分もかかりませんでした。

利用者や家族以外の代理人でも可能なため、私のように田舎に住む場合は、大変助かります。

欲を言えば、これくらいの手続きであれば、わざわざ保健所に出向いて手続きをしなくても、良いようにも思いますが。


自己負担額は所得によって異なりますが、大半2,500円〜5000円の低所得の方が多い印象を受けます。

現役並所得があったとしても、原因不明で治療法が確立されていない難病に対して、自己負担が必要な現状に疑問も感じます。

ですが、まだまだ、この制度自体を知らない利用者やケアマネも多く、知っていても訪問リハビリも対象となる事を知らなかったという方が多いのが現状です。


より負担を減らし、効果的なサービスを提供するためにも、我々療法士が知っておくべき知識だと思うので、率先して関わっていければと思います☆



 


訪問リハビリ事業所から、小規模多機能型居宅介護施設(以下、小規模に略します)に訪問してるって話、滅多に聞かなくないですか(?_?)

これってチャンスかも知れないなと思います。


私の訪問エリアでも小規模は昨年頃から急に増えて、数箇所あります。


通い・宿泊・訪問がセットになっていて、個別のケアを重視してくれる小規模は利用する方からみても魅力的ですよね。

私のまわりでも、デイケアやデイサービスをやめて、小規模に移行する方が増えています。


新規の利用者を獲得するためにも何とか、


小規模と訪問リハビリを併用してもらいたい



今回は、小規模への訪問リハビリについて私見を述べたいと思います。



1.小規模の「通い」サービスはセラピストがいない


一般の通所介護の様にセラピストがいても、個別機能訓練加算等の算定は不可です。

なので、「セラピストのリハビリを受けたい」という方は、訪問リハビリでの対応になります。


2.小規模と訪問リハビリは併用できるの(?_?)


併用できます。


けれども、通いや宿泊を利用中に小規模でのリハビリはダメなんですよね。


これが非常に残念な点です(T_T)


訪問リハビリなので、利用者が在宅におられる時間にサービスを提供しないといけない。



3.いつ訪問するのか(?_?)


小規模と訪問リハビリの併用で困るのが、日時の調整がとても大変なんです。

小規模の利点として、利用者の状態に応じて3つのサービスを柔軟に利用できるので、スケジュールがミッチリと決まっている事が多い。

訪問リハビリ事業所が柔軟に時間を調整してケアプランに取り組んでもらうことが良いようにあります。


4.限度額が余り残っていない


小規模は包括なので、介護度にもよりますが、限度額の余りがほとんどないケースが多い。

要介護1や2だと、週に1回40分の訪問リハビリでも限度額をオーバーしてしまう事もあります。

時間の調整が大変な上に、訪問リハのサービス提供時間も限られる。

その中で、結果を求められるので、目標のすり合わせに手間がかかります。

これが一番の併用に関する難しさといえます。


5.小規模と訪問リハビリの併用が可能であることを知らないケアマネもいる


ケアプランの作成は小規模に所属するケアマネが行うこととなります。

なので、既存のケアマネが別にいた場合、ケアマネを変更しないといけない。

だからといって、関係は無いんですが、

小規模に所属のケアマネによっては、訪問介護や訪問入浴等のサービスと同様に訪問リハビリも併用不可だと思っている方がおられます。

その際は福祉用具・訪問看護・訪問リハビリは併用可能な事を教えてあげましょう。


6.どうやって小規模に訪問リハビリを売り込んでいくか(?_?)


訪問リハビリを3ヶ月ないしは6ヶ月で、終了し、小規模の通い・訪問スタッフに引き継ぐ事を前提にする


これで、特にケアマネが気にする限度額ギリギリでのサービス提供が限定的なものであることを、示せます。

また、指導を受けた小規模のスタッフによって、補完できれば、施設側の評判アップにもつながります。


状態に応じて、再度、再開する様に話がまとまれば、なお良しです。


繰り返しになりますが、


小規模にセラピストが所属していない事は、訪問リハビリ事業所にとってはメリットです


リハビリのニーズが合っても、他の通所リハ等を併用できない訳ですから。


もし、訪問リハビリ事業所を新たに始める際は、小規模多機能型居宅介護施設を併設しているクリニックがオススメですよ☆


小規模多機能型居宅介護施設について知りたい方はこちらをチェック☆

分かり易い説明で、とても参考になります。

シャフクの本音
 


訪問リハビリに関わるセラピストであれば、一度は経験したことがある問題。


利用者との外出訓練に訪問リハビリの車を利用して良いか(・・? 


一度は考えたことはないですか?


田舎での生活では車などの移動手段が必要不可欠ですが、高齢で独居になり、免許を返納した方が大半です。

ましてや、頼れる家族や介護者も近くにいない。。。



訪問リハビリの車が使えれば、より充実した訓練が行えるのになぁ。。と思いません?



この訪問リハビリの車に利用者を同乗させて良いかどうかは、明確に明記された文章は無いようにあります。


けれども、同乗中の事故や目的を達成するまでの移動時間に関する諸問題が懸念されます。


参考:訪問リハビリでの「外出訓練について」pt-ot-st.ネット 



ですが、訪問リハビリの際に、居宅からの一連のサービス行為として、外出に関わる訓練をケアプランにのとって、行うことに関しては社会復帰の為にも重要なサービスといえます。


実際に、利用者の社会復帰を目的に、訪問リハビリの車を利用し、利用者の活動範囲が広がったケースも紹介されています。


参考:訪問リハビリテーション 第6巻・第2号(通巻32号)【PDF】 

  特集 訪問リハビリテーション事業所からの卒業 p81〜p82参照




上記の特集を読んでも、訪問リハビリにおいて訪問リハビリの車を利用することのメリットはよくわかりますし、それ以外の方法はないようにも感じます。


訪問リハビリに従事するセラピストが現場の声として、訪問リハビリの外出訓練において車の有効活用についての事例を集め、働きかけていくことが必要といえます。



 


別記事にも少し書きましたが、奥さんが復職し、1年ぶりに共働きの生活になりました。

育児休暇中のおかげで、家事や育児は奥さんの比重が大きかったですが、二人とも働きにでると、そうはいきません。


なので、私も週に4日は定時に仕事を終わり、保育園のお迎えと日用品の買い出し、夕食の準備等を行っています。

最初は幼い子ども2人を連れて、スーパーで買い物をすることに変な照れもありましたが、2週間もするとすっかり慣れてしまいました。


田舎ということもあってか、スーパーのカートに子どもを座らせつつ、落ち着きのない子どもにあたふたしている姿が、珍しいようです。


そのせいか、店員さんが、一人で買い物している時よりも、めっちゃ優しい気がします(笑)


ただ、これが、病院勤務の時だったら、同じように出来たかな(?_?)と思います。

一人目の子どもが生まれた時は病院勤務で職場も遠かったので、全くと言えるほど、育児は出来なかったんですよね。

もちろん、帰宅時間が20時頃になっていたので、お風呂に入れるのが育児とての仕事でした。

今は、買い物→夕食を食べる→すぐにお風呂


なので、19時半頃にはあがってます。

丁度、お風呂からあがった頃に奥さんが帰ってくるので、病院勤務時代の私と奥さんが入れ替わった用な感じです☆

ただ、時間的な余裕が無いと、精神的にも辛いので、定時に帰れる今の環境は本当にありがたいなと思います。


訪問リハビリだから定時に帰れるのか(・・?と聞かれると難しいんですが、

時間の使い方が上手く出来るようになったことが大きいといえます。


関連記事:3日連続で1日に9件訪問した話☆


そして、1ヶ月あたりの収益の予測を立てて、年間でどの位の収益があるのかも大事です。

1日に得られる収益はどんなに時間をかけても大差がないぶん、予測から大きく下がらない事が大事です。

なので、訪問件数が多い日と少ない日を意図的に作り、間接業務の時間を確保することも必要です。


ただ、子どもの体調が悪くなった時や入園式・卒園式、運動会の行事が子どもの数に比例して増えるので、その調整だけは難しいですけどね。


けれども、育児に関われる時間が増えた分、子どもの体調不良が悪い時でも、看病が出来る自信がつきました(^o^)


イケダハヤトさんみたいに、奥さんが勉強のために外泊出来るくらいになると良いんですが…。


共働きの療法士の皆さん、お互い頑張りましょう☆
 

ちなみに、共働き世帯の方で条件があえば、還付申告が可能ですよ。


私も奥さんの配偶者(特別)控除で節税ができました。


参考記事:療法士も節税しよう!還付申告でお金が戻ってきた話☆ 



先日、書いた、

3日連続で1日に9件訪問した話☆

に対して、嬉しいメッセージをもらっています。


都会だと1日9件くらいの訪問はよくある話なのかもしれません。


「若い頃は1日に10件程訪問していました!」


「都会では、電車やら徒歩での移動に慣れるのに大変でした!」 


なんて文章を見ると、“都会ってすごいなぁ”って、普通に感心してしまいました。


田舎では車でしか訪問する手段がないですからね。。


ですが、逆に病院から歩いて10分以内の範囲の方に訪問するケースも少なくはないんですよ。


なぜなら、田舎だと車を乗らない人は、セニアカーもしくは徒歩で行ける範囲にかかりつけの病院を指定している方が多いんです。


なので、田舎の訪問リハビリの場合、めっちゃ遠いか、めっちゃ近いかに2極化するんです(笑)


重度な方でも近い方はドクターも往診がし易いですし、状態の変化によって訪問リハビリの指示も出しやすいようにあります。


ここでよく言われるのが、遠い所と近い所が混在していると、訪問が大変じゃないか(・・?

と聞かれることがありますが、そんなに気にしたことはありません。

慣れてくると混在している方が良いことさえあります。


その理由として、

1.移動時間を休憩時間として使える

特に車で遠方に行くときなどは、座っている時間が長い訳ですから、休憩になります(笑)

また、座席に車椅子用の座クッションを使用して、座り心地等を確かめることもあります。

仲の良い福祉用具の業者さんに依頼して、デモ機等を借りてみるんですよね。

実際に使った方が紹介する時にアドバイスもしやすいですしね。


2.間接業務が苦にならなくなる

私は基本的に電話よりもメールやFAXなどを用いて、情報交換を行うのを好むのですが、どうしても急に電話での対応が必要となることがあります。

訓練中は留守電にしておき、移動中の車で返信したり、連絡をとると、訪問先に着く頃には大幅に仕事が進んでいるんですね。

ハンズフリーなので、運転中も出来ますし、デュアルタスクで脳の活性化にもつながります(苦笑)


3.訪問先が混在しているほど、時間に正確に行動できる。

近い所と遠い所が混在していると、おのずと、時間に正確に行動できます。

余裕があると、つい、時間の管理がおろそかになることってありませんか?

近いところばかりだと、次の訪問先まで5分あれば大丈夫だから、メールのチェックをしよう。

なんてしていると、結局は時間ギリギリになってしまい、慌てる事がありました。

訪問先が遠い所になるほど、現在地から目的地までの所要時間を逆算できますから、キビキビと行動できます。

また、訓練が終了した後にお茶などを勧められても、「次は○○の地区なんですよ。。」といえば、大概は納得していただけます。

まぁ、勧められたお茶を飲むくらいの時間は確保して行動すべきという意見もありますが、私の場合は、お茶を飲んだりすると、集中力が落ちてしまうので、丁重に断るようにしています。

忙しくないときは別ですけどね。



簡単に3つほど、挙げましたが、都会のように電車や自転車で訪問するというやり方は私には無理な気がしますね。。。


慣れれば、車の移動と同じようにデュアルタスクを行うことができるのかもしれませんが、知らない人に聞こえる環境下だと電話などは無理ですよね。


渋滞の心配なく、田舎道を走るのは何気に気持ちが良いものですよ。



単価や報酬は都会も田舎も同じなので、田舎での訪問リハビリはオススメです☆

 


訪問リハビリテーション事業所を立ち上げて、5年以上になりました。

立ち上げてすぐの頃は、私の住む地域では、訪問リハビリ事業所は1箇所ある程度でした。

そこでさえも、通所リハビリと兼務な為、ほとんど機能していない状態。

2〜3年前から急激に増えましたが、それでも、6箇所程度です。
(訪問看護ステーションを含めると8箇所くらいかな。)


そんな状況でも、開設から今まで一貫して、療法士一人あたりの述べ訪問件数は、トップクラスだと思います。


やはり、訪問リハビリ事業所が機能していない時に、はじめられた事が良かったと実感しています。


地域に長く根付いている病院やクリニックこそ、訪問リハビリを始めるべきだといえます。


その為にも、これから転職をして、

訪問リハビリを始めてみたい。

立ち上げから関わってみたい! 

と思う方は、お住いの地域や興味のある地域でどの程度、訪問リハビリ事業所が存在するのかを調べてみましょう。

その中で、訪問リハビリ事業所が人口の割合と比べて極端に少なかったり、機能していない場合は、チャンスです。


次に調べるのは、地域密着型の医院やクリニックがどの程度存在しているかを見てみましょう。

老人保健施設や通所リハビリを併設している医院であれば、療法士が関わっているので、連絡をとって、その地域でのリハビリ事情について話を聞いてみるのもありですね。


余談ですが、私の所にも時々、連絡があります。

よっぽどじゃない限り、丁寧にお伝えしています。

いざ、連絡を取るとなると、誰しもが緊張したり、不安になる中、連絡をくれるという心意気に全力で応援したくなるからです。


なので、気になるところがあれば、臆せずに行動してみましょう!

もしかしたら、聞きに行った所で意気投合して、訪問リハビリを開設する話がまとまることもありますよ(^^)


クリニックや医院の方が、経営者(理事長や院長)とのコミュニケーションが密にとれますし、良い意味で責任感を感じながら仕事ができます。

もし、あなたが、病院内での仕事に、不満や不安を持っているならば、尚更、地域に出るべきです。


自ら行動(営業)し、仕事を得て、結果を出すというサイクルが出来てくると、不安はありますが、不満はなくなりますよ(笑)


まだ、訪問リハビリ事業所が少ない今がチャンスです!

次期、介護報酬改定を見据えても訪問リハビリ事業所は必要ですからね。


ちなみに、市や町によって、介護保険計画というものが作成されています。

「○○市、介護保険計画」等で検索すると、ヒットしますので、是非、その計画を参考に、シミュレーションをしてみて下さい☆ 



気づけば、2月も終わり、春めいた日も増えてきましたね。


年末年始にかけて、訪問件数が減っていたのですが、2月の中旬から再び、新規の依頼や回数の増加などがありました。


暇なときは暇な時で、

件数が少ない=収益が下がる 


ので、焦ってしまい、書類業務などもなかなか手につきませんでした。


忙しくなると、今度は直接業務のスケジュール管理や訓練に追われて、書類業務が後回しになってしまいます。


別記事にも書きましたが、1日6件くらいの訪問件数で、1件あたりの訪問時間が60分で行えるのが肉体的にも精神的にも一番といえます。


そんな中、水・木・金と連続で訪問件数が9件で、朝から夕方までぶっ通しで働きました。

しかも、先週から咳と鼻づまりがあるという、バッドコンディション(T_T)


3日目の最後の利用者の家を出た時の達成感というかやりきった感はなかなかのものでした。


今回の経験を機に、1日に9件訪問する際の心構えを思いつくまま、書いていきます☆


1.スケジュール管理が一番大事

当然ですが、予定を組む段階で、移動時間を少なくする事が重要です。

訪問先をなるべく、同じ方角の利用者同士で予定を調整したり、時間や曜日の変更を相談しておく。


なので、あらかじめ、利用者には予定の変更をお願いすることを常々、伝えておくことが必要です。


また、気をつけないといけないのが、訪問リハビリの時間に介護者がいない場合です。

利用者に時間の変更を伝えていたものの、介護者には伝えておらず、あとあと、トラブルになるといったケースは訪問リハビリでは結構な頻度であります。

利用者さん自身も忘れていることだってありますからね。


介護者の方がいない時は、介護者の方との連絡ノートなどを作成すると便利ですよ。


2.携帯は留守電に設定


忙しい時ほど、急な電話に対応する時間も確保できません。

けれども、着信があるのに、放っておくこともできませんよね。


なので、忙しい時は1件目から留守電設定にします。

そして、車の中で確認、折り返しの電話にて対応といった感じです。

訪問時間中にかかってくる電話の大半は、その日に予定している利用者からの時間変更だったり、お休みの依頼だったりです。


どの様な状態でお休みなのかは、移動中に確認する方が落ち着いて対応できます。




3.昼食はとらない


賛否両論ありますが、私は忙しい時ほど、昼は抜きます。

食べる間もない程、忙しいのもそうですが、食べると、午後からの仕事に影響が出るんですよね。。。


朝、家を出る時から、お弁当を持っていないと、気合いが入りますし、集中力がまします。


願かけ的な意味合いもあるので、忙しい時は「○○をやめる」っていうのは、オススメですよ☆


4.間接業務はしない


訪問リハビリに限らずですが、やはり、直接業務(訓練)が主なので、書類関係は忙しい日の前々日、または前日までに終わらせておき、忙しい日は訪問が終わったら、直帰できるように準備しておきましょう。


頭の中を出来るだけ、軽くしておかないと、業務に追われて、効率が悪くなります。


そして、9件訪問したあとは、さすがにクタクタですからね。。。


5.ガソリンを満タンにしておく。(必要な道具の確認と準備)

私の場合、5日程で、満タンにしていたガソリンが空になります。

なので、満タンにしてから、4日目には残量が少ないんですよね。

多くの事業所が契約しているガソリンスタンドで給油をするはずですから、忙しい前の日には必ず、満タンにしておきましょう。

そして、忙しさに気を取られて、必要な訓練道具を持っていき忘れていたということもあります。

折りたたみの歩行器やベッド、消耗品の補充は必ず、前日までにしておきましょう。


まとめ


思いつくままに書きましたが、忙しい時ほど、準備にかける時間が重要ですね。

田舎だと1件毎の移動時間が20分〜30分位かかることもあるので、その時間も有効に活用しましょう。


9件訪問した後の達成感は病院での勤務では味わえないですし、それだけ、訪問リハビリを希望している方がおられるという事です。


利用者の増減に振り回されることもありますが、必ず、増えることを信じて頑張っていきましょう(^o^)




 


先日、届いた学術誌『作業療法』に訪問リハビリ場面でのCI療法の介入とその結果に関する論文が掲載されていた。


理学・作業問わずCI療法については、誰もが耳にしたことはあると思う。


CI療法というと、非麻痺側を拘束し、療法士による適切な助言のもと、麻痺側を集中的に動かす。

アメリカでは慢性期の脳卒中後遺症者の機能回復に効果があった。

日本でも回復期の脳卒中後遺症者に対して用いられていたが、慢性期ではあまり、用いられていないという程度の認識だった。



今回の論文を読んで、訪問リハビリでもCI療法の効果が期待できることが論じられていて、条件さえあえば是非とも取り組んでみたい思える内容だった。



また、医療保険制度の制約が今後も増すことからも、訪問リハビリでのCI療法を希望する人は増えるはず。


ただ、介護保険下でのリハビリで普及するのだろうか?とも思ってしまう。



担当者会議や地域ケア会議で必ずといっていいほど、話題になるのが、リハビリの終了の目安だ。

一昔前と異なり、機能障害へのアプローチは、効果の有無を問われる以前に、拒絶反応を示されることがある。


先日も、とある地域ケア会議にて、コーディネーターからこんなことを言われた。

麻痺側の上肢は入院中からもアプローチを受けられず、廃用手になっている。本人も望んでいるし、まだ、補助手としての回復の可能性があるので、麻痺側上肢の訓練を当面は積極的に行いたい。と私。



『機能回復を目的にしたリハビリを行うと、依存的になり、介護保険からの卒業を果たせない。

残存している機能を活用し、調理や食事などが行えれば良いのではないか。』とのこと。


利用者の意思や生活状況を全くの無視で、助言というなの、暴力と圧力を受けることがある。



この様な状況が全国的に広まりつつある現状の中、CI療法が訪問リハビリにて確立された治療法として、受け入れられるにはどうするべきか?


1.主治医との連携強化


訪問リハビリ事業所からの訪問リハビリの場合、医師からの指示が必要となる。

地域ケア会議等で出される意見はあくまで助言ということからも、医師からの包括的な助言は影響力は強い。

介護保険に携わる医師であれば、多くが介護認定の際に必要となる、主治医意見書を作成することからも、利用者の全体像の把握はされている。

主事意見書や指示書を作成する段階で、麻痺側上肢への機能回復が日常生活に反映する効果が多大であることは、資料や文献を通して、周知していくとよいのではないか。


2.リハビリ特化型のケアマネ

入院リハから退院後の訪問リハビリまで一貫して介入ができる場合などは、居宅介護事業所を併設していることが多い。

その中で、法人内のケアマネに対して、早期からCI療法の治療場面や効果を入院中より知ってもらう取り組むをするのも良いと思う。


特にリハビリスタッフからケアマネ業務へと移行した場合など、理解も得られやすく、会議の場等でも、多数の意見に影響されにくいという利点もある。


3.データの蓄積

自分が調べた範囲だが、国内でもCI療法を訪問リハビリにて実践し、その効果を報告している文献もいくつか見つけることができた。

また、文献を閲覧する程にCI療法への理解は深まるし、練習において獲得された機能を生活に転移するための様々な戦略から成り立っていることも、興味深い。


しかし、一般的に少し聞きかじった程度では、CI療法の根底となる理論や実践的戦略が見えづらいために、「長時間、麻痺側を動かす訓練」といいったイメージが先行している。


CI療法に関する事例報告や定量的な評価による報告が今後も訪問リハビリの場面で蓄積されると、取り入れる療法士も増え、介護保険制度化での脳卒中者へのリハビリに不可欠なものになるのではないだろうか。


まとめ

CI療法を有益なものにするためには、自費での訪問リハビリとの併用もありかもしれない。

特に要支援者等の卒業後の受け皿として、自費による訪問リハビリ、短時間通所リハビリと併用し、普遍的なものにしていく事も可能ではないだろうか。










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