田舎でリハビリ

訪問リハビリ・通所リハビリ運営のコツ・日頃心がけていること、今後のリハビリ業界の動向とそれに対する考察を、日々の経験から書き綴っています。田舎暮らしの良さも紹介していきます☆ 「田舎でリハビリの仕事なんてあるの?」と言われ、早数年。 最初こそ職場探しに難渋したものの、今では田舎こそリハビリ職が求められ、活躍出来る場所だと確信しています。 訪問リハビリ,デイケアで役立つ技術、これからの働き方を独自の視点から発信中⭐

カテゴリ: 保険外サービス


先日、リハビリの学生時代に経験にしておくと、就職してからも役立つ事を紹介しました。

参考記事:理学・作業療法士が学生時代にしておくと就職してから役立つアルバイトについて☆

その中でフリーマーケットのブースに相談コーナーを設けて、訪れた方の悩み相談を行う話を書いたんですが、これって、個人で行うにはちょっと勇気がいりますよね。



そんな方に是非、観てもらいたいのが、北海道千歳リハビリテーション学院の取り組みなんです。


      健康増進教室・スポーツ障害予防教室の様子をお知らせします


この学院では「学院開放事業」という名称で、地域の中高年の方を対象に月に1〜2回体力測定と運動指導を行っているそうなんです。しかも、学校の先生が直接ですよ!

そして、学生さんにも参加してもらう仕組みなので、

座学で学ぶ、地域リハビリテーション学を実践で体感できる様になっている
ですね。


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画像引用元:北海道千歳リハビリテーション学院 キャンパスニュース



地域ケア会議や総合支援事業等を通して、リハビリ職も運動指導等を行う機会がありますが、病院に勤務だったりすると、中々、参加出来ないと思います。


けども、住み慣れた地域でどっぷりと浸かって、訪問リハビリなり通所リハビリなりをしたいと少しでも思う学生は、早い内に経験しておくに越したことは無いと思うんです。


これらの経験をしておくと、急性期の病院等で勤務しても、病気になる前の状態が想像しやすくなるし、退院後の生活に関しても意識する視点が養われるはずです。


我々、リハビリ専門職は地域の人々と交流する機会を自ら設け、地域で求められている事は何か?を体感する必要がある事を学生の時から経験できる、北海道千歳リハビリテーション学院の取り組みは画期的何じゃないでしょうか?


そして、学校の先生が率先して、地域の方と接し、相談・援助を行う姿勢は、就職して、経験を積む程に、役に立ちそうですよね。


他にも学院祭ではフリーマーケットや地域の方を対象とした発表等の取り組みがあり、地域の子どもから大人まで楽しめる上、共同作業所及び支援センターの方に手作りの商品を販売してもらう等、リハビリ職だけでなく、多職種としての連携が感じられます。


先日、大分県の日田市で行われた第一回日田リハビリサミット北海道千歳リハビリテーション学院の取り組みが、一部の地域だけではなく、全国規模で行われる気がします。


参考記事:第一回日田リハビリサミットは療法士必見の内容☆


 地域での保険外事業を考えている人にはこれらの取り組みが参考になるのではないでしょうか??

興味がある方にはおススメですよ☆
 


先日、返済する必要のない給付型奨学金の話が話題になっていましたね。

高校成績「4」以上→月3万円 給付型奨学金の自民案  


私が学生の頃は、奨学金制度を利用する学生はまだ少なかった印象があります。

また、奨学金制度よりも、卒業後の就職先から5年以上勤務する約束で、月に3万円もらえる等の就職先からの支援制度がありました。


やはり、リハビリ職の人材不足が大きく取り上げられていたので、病院や老健では人材確保が大変だったからだといえます。

けれども、大半が最初の勤務先は3年程度で辞める人が多いと聞いていたので、学校の先生方もあまり勤務先からの奨学金は薦めていませんでしたね。


そんな中、私も父親が入学間もない頃に病気になってしまい、家計の収入が激減した事もあって、アルバイトを余儀なくされました。

当時はアルバイトをしなければいけない事をとても苦に感じていました。

リハビリ系の学校でアルバイトしている人も少なかったですしね。

それでも、奨学金をもらいながら、主に長期休みを利用して、集中的に働く事にしました。


当時は学業とアルバイトの両立に嫌気を感じていましたが、今思えば、あの時のアルバイトの経験が今でも役に立つ事があり、感謝しています。

そんな私の学生時代のアルバイト経験から、就職後も役立つアルバイトを紹介したいと思います☆

1.引っ越し業

昨今のブラック企業問題でもありましたが、労働時間・肉体労働の面ではかなりハード。

けれども、給料が良い(笑) 

勤務の希望も比較的融通が効いて、月に数回の出勤でも良い所が多いので、登録しておいて、月に3回程度、日曜日に出勤したりしていました。


今、思い出しても、職場の上下関係の厳しさや仕事内容のキツさが鮮明に思い出せます(笑)

そんな引っ越しのアルバイトでしたが、毎回、色んなお宅に訪問して、間取りや家具の種類、冷蔵庫や洗濯機の設置方法等を覚えられた事は、訪問リハビリを行う上で大変役に立っています。

そして、引っ越し業を通して「人の家に入る事の礼儀作法」等も身につきました。

引っ越しするお宅に入る前に玄関で靴下を新しい物に履き替えたり、家具を移動する時に傷つけないように気をつけたり、汚れを付けない様にする工夫等は、訪問リハビリの様に頻回に訪問する場合でも意識するべきことだと感じますしね。


仕事の内容だけでなく、私達の人となりも見られている事を意識する事が出来ます。



2.フリーマーケット

2つ目にしてアルバイト(?)と言えるのか分かりませんが、これも経験しておくと役に立ちます。

先日も、日本作業療法士学会in札幌の抄録でフリーマーケットに関するものを見つけました。

簡単に説明すると、地域の住民に作業療法士の啓発活動の一環としてフリーマーケットのブースで相談会を行った。というものです。

そこから得られた結果や考察等も面白かったですよ。

抄録はこちら⇒飛び出せ地域へ-フリーマーケットで相談会やっちゃいました-(PDF)


まぁ、学生の間は普通にフリマに出店して、商品を売買するのでも良いと思います。

学校の先生なんかを巻き込んで、大人数でフリマを通して、地域の人々と交流出来ると、就職してからも病院祭等で活躍出来るかもしれませんよ☆







 




昨日、開催された第1回日田リハビリサミットですが、皆さん行かれましたか?

私は所用で宮崎に行く用事があり、残念ながら参加出来ませんでした。


夢の湖村の藤原作業療法士を筆頭に、壇上でお話をされた著名人達を生で観れなかったのが残念です。


そんな中、主催者の一人である、羽野さんってどんな人だろう?と興味が沸き、ネットで検索してみました。


そこで、見つけたのが、npo法人 学びあい でした。


ケアプラネッツけやき代表の葉山さんと羽野さんが共同で、設立された法人で、お二人が理事長・副理事長を務めておられるようです。


活動自体は平成20年から葉山さんが各地で講演を行う事から始められたとのこと。


そして、満を持して平性28年6月にnpo法人を設立されたようです。


29 PM


画像引用元:npo法人 学びあい


正会員メンバーに作業療法士、社会福祉士、市議会議員も入っているのが嬉しいですね☆


そして、設立に至った経緯もさることながら、学びあいの理念がとても素晴らしいんです。

(1)趣意

【その1】

この法人は、医療・福祉・リハビリテーション分野の学生及び専門職者等に対し、障がい体験者自身が、その有する障がい経験を活かし、講義・研修企画、普及啓発・研究等を行うことにより、社会における障がい理解をより深め、医療福祉等の教育等の増進に寄与すること目的とする。

【その2】

その活動により障がい体験者自身の社会貢献が実現されることとなり、その生きがい等に繋げることも併せて目的とする。
 



これって、何よりも、我々リハビリテーションを行う療法士が知り得るべき内容だと思いません?

障がいを体験された方がどの様な想いでおられるかやその生活の不自由さ等は学校の勉強や日々の業務で知り得る機会があります。

けども、実際にどの様にして社会復帰をされたのか?という所迄は、中々、学ぶ機会が無いと思うんですよね。

例えば、片麻痺の方に対する入院中のリハビリ(主に身体機能訓練)は出来るけども、退院された後は、どの様な生活をされているのか分からない。って療法士がまだまだ多いと思います。


その様な状況で、障がい体験者自身の方の話を聞いたり、実際に活動を共に出来ると、入院中からどの様な関わりが必要かをイメージし易くなるはずです。


例えば、退院して温泉に行ったけど、ここが難しかった。これは入院中のリハビリが役に立った。なんて話が聞ければ、すぐに活用できますよね。


イマイチ、「活動と参加」を支援出来てないな・・・と感じている療法士も少なくないはず。

まずは、経験談を聞いて見る事からはじめて見ても良いのではないでしょうか。


そして、学びあいの活動は保険外サービスで起業したい療法士には、大変参考になるんじゃないかと思います。


療法士と障がい体験者の方がタッグを組んで、市レベルでのリハビリサミットを開催すれば、多くの人が集まるんやないかと。


実際に羽野さん葉山さんが提供されている事が以下の内容です。

48 PM

引用元:学びあい 広報(PDF)



上記の研修・イベント企画を真似して海外ツアーとか面白そうですよねぇ。

そして、ブログやsnsを活用し、活動の取り組みをもっと広めたら、支援してくれる人も増えそうですよね。

 
地域ケア会議にも障がい体験者の方が参加する仕組みづくりや、介護予防事業等、地区の介護指導勉強会等を行えば、十分、仕事として成立するのではないかと。


それこそ、note等で自身の体験や誰もが住みやすい町づくりの実践記を有料記事で販売するのも有りかもしれません。

障がい体験者の方の恋愛事情や旅行記等は興味があります。

私的には葉山さんのプライベートの話等はお金を出してでも読みたいですね(*^^*)



 


先月、札幌で行われた日本作業療法学会。


学会長の基調講演のテーマである

「しなやかに暮らす ひと・まちつくりへの提言」

という内容からも、作業療法士の活躍の場がどんどん広がっているのが、感じられる演題が出揃っているように感じました。


学会に行けなかった人も第50会作業療法学会のホームページで抄録だけでも閲覧する事が出来ますよ☆


第50回作業療法学会in札幌(抄録集)



BlogPaint




私も抄録集をテーマで気になったものを幾つか閲覧していたんですが、その中で凄い作業療法士を見つけてしまいました☆


石山満夫氏(作業療法士 大阪府の訪問看護ステーション所長) という方で、訪問看護ステーションを経営しつつ、障害のある方の率先した地域事業への進出を行っているようです。


千里津雲台訪問看護ステーション 附属 リハセラピー    (自費通所リハビリ)


27 AM

※自費通所リハビリを併設されているようです。スゴイ。。



其の石山氏も第50回作業療法学会で発表をされています。


片麻痺のあるマスターが働くカフェが地域に及ぼす影響(PDF)


テーマからして「え?どゆこと?」って思いません?


テーマだけで俄然、興味がそそられません??


 早速、抄録を読んでみましたが、 これってリハビリ職が保険外サービスを地域で行っていくのに、大変参考になる内容だなと思いました。



第一回日田リハビリサミットもそうですが、


障害を持つ人がどの様に考え、地域で生活をしているか?

当事者が主体となって活力あるどんな取り組みをしているか?


をもっと地域やそこに住む人に啓蒙していく事が、まちつくりに繋がると思うんですよね。



まずは地域で頑張っている人がいること、その人達とともにリハビリ職が関わっている事を広める事が重要だと思いますし、ここにリハビリ職の新たな活躍の場を見い出せるんじゃないかと思います。


石山さんはご自身のホームページでリハビリコラムも書いておられるんですが、数年前の内容にも関わらず、現在でも心に響く内容になっています。

自戒の意味も込めて、繰り返し目を通していますが、面白いですよ☆

訪問リハビリで頑張りたい療法士は理学・作業関係なく、役立つ内容だと思います。


石山満夫の地域リハビリコラム 


01 AM
 



訪問リハビリをしていると、介護者の介護の手間や介助の工夫に関しては目が向きやすいんですが、それ以外の事には中々、気が付きにくくないですか?

例えば、次の病院受診は何日なのか?

    薬はどの位残っているのか?

    市役所での手続きはいつか?



直接、訪問リハビリには関係無いこともありますが、多くの情報を整理し、慌ただしく予定をこないしている介護者やご本人はそれだけで、消耗しているかもしれません。


私自身もダブルケアを実践したい身なんですが、子どもの予定に関しては奥さんに任せっきりで、全ては把握出来ていないんですよね。


その状況で親の予定まで把握しないといけないとしたら・・・。


考えただけで、ちょっとダブルケアを甘く見ているかな?とまで思ってしまいました。


そんな中、おやろぐ というサイトを偶然、発見したんですが、これが介護する家族にとって、とても便利そうだと感じました。




おやろぐ紹介動画①

 


おやろぐ紹介動画②


色々な所で紹介されている『おやろぐ』ですが、下記の記事がとても分かり易くまとめてあります。


介護家族のための情報管理ツール「おやろぐ」 all about  



おやろぐの様な情報共有サービスは、遠方に住む子ども世帯にも嬉しいサービスだと思うんですよね。

私の場合、電話で父親の具合やリハビリの進捗状況等を時々、聞くんですが、イマイチ分からないんですよね。

なので、つい「何にそんなに疲れてんの?」とか言ってしまうんです。


母親からしてみれば、入院中といえど、役所の手続きや、衣類の交換、面談等、介護に関する事だけで慌ただしく、心身ともに疲れてしまうんですよね。


そんな親不孝な長男でも、おやろぐがあれば、電話で聞いた内容を入力しておけば、ある程度の予定が把握できるし、手伝える事がグンと増えると思うんです。


何より、「一緒に住んで介護をしなければいけない!」という思い込みと重圧感が少しは和らぐと思うんです。笑。


最低1ヶ月〜最高60日までの無料お試し期間もあるようなので、介護する家族がいる方は試してみる価値があると思いますよ☆


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