サービス付き高齢者住宅や有料老人ホームに入居されている重度(要介護度5)の方も訪問リハビリの依頼が来る事がある。

その方の状態にもよるが、四肢や頸部、体幹に筋の短縮や関節の可動域制限が顕著に生じており、少しの体動でも苦痛が見られてしまう方に対し、短く限られた時間のみで持続的な効果や変化を出す事は難しい。

その事を踏まえた上で訪問リハビリの役割を最大限に果たす為には日々のケアを行う介護職員に伝達し、協力を得る取り組みが重要と感じる。

ポジショニングでも口頭での助言だけでは無く、写真や図による説明の方が分かりやすい。また、注意点等も写真とともに列挙する。

定期的に介護職員に声かけを行い、分かりづらい点等も確認する。

訪問リハビリの対象者の良い変化が見られれば、共に喜び、効果が薄いようであれば原因を考え、相談する。

ポジショニング等の効果や理由が認識されれば、疑問点や悩み等も相談を受けやすくなる。

この様に介護度が重度な方ほど訪問リハビリの果たすべき役割も多様な事を意識していく必要がある。