ダブル改定に向けて着々と下準備が進んでいますね。
通所リハ・訪問リハ・訪問看護のリハビリテーションに強烈なメスが入る2018年度診療・介護報酬ダブル改定
私自身、今まで訪問看護ステーションからの訪問リハビリを行った事が無いので、具体的なメリットは想像や聞いた話でしか思い浮かべられないのですが、
病院や診療所からの訪問リハビリを始めて、訪問看護ステーションからの訪問リハビリは、
新規利用者の獲得のハードルが低い
と思っていました。
明らかな違いとして、
1.かかりつけ医によって訪問看護指示書を処方してもらえば良い
2.指示書の更新が6ヶ月毎で良い
3.特定疾患受給者に関しては医療保険での算定
この3つが訪問リハビリ事業所とは異なる点で、幾度となくこの3つの壁にぶち当たり、右往左往した経緯があるからです。
けれども、前々回の介護報酬改定から訪問看護ステーションの訪問リハビリにも制約が増えてきています。
特に前回の改定では訪問リハビリ事業所と訪問看護ステーションからの訪問リハビリに大きな差がつけられました。
その差は何かというと、
訪問リハビリにはリハビリマネジメント加算・社会参加移行支援加算が設けられたからです。
つまり、今後の訪問リハビリは医師の管理の下で具体的な目標と期限を設けて行われるものと定められたといえます。
訪問看護ステーションはリハビリ的な要素よりも、在宅での看取りに重点が置かれてきそうですね。
けれども、訪問リハビリ事業所ももう少し条件を緩和して、柔軟な対応が出来る体制にしてほしいですね。
加算も大事ですけど、利用開始に至るまでの手続きが他の居宅サービスと比べても厳しいですよね。
訪問看護ステーションで経験を積んだセラピストは次期改定を見据えて、訪問リハビリ事業所に転職するのもアリだと思いますよ。