新卒で働き始めた療法士の皆さんは緊張しながらも一生懸命、必死に色々な事を覚えようと頑張っていると思います。


今でも初めて就職した職場で教わった事や経験した事が、日々の業務に活かされているなと感じます。


けれども、もうあの頃には戻りたくないというのが、本音ですが(苦笑)


既に就職している療法士にとっては後輩が出来るわけで、色々と業務の手順やら患者さんとの接し方、治療場面の見学や説明等をしないといけないから、何かと大変だと思います。


特に患者さんの接し方や動作指導の手順に関しては、最初の指導をしてくれる先輩の説明や訓練内容が今後も大きく影響するので責任重大です。 


そんな中、私が後輩指導をする際に役に立った本をいくつか紹介したいと思います。

1.本の通りに実践して見せる事でも理解が深まる。




日常生活動作の項目を中心に具体的な誘導方法や介助の仕方が書かれています。
特に相手の立場を考えながら、動作につなげる方法は新人の頃にしっかりと身につけたい部分だと思います。療法士のみならず、介護職や看護士への動作介助指導にも役立ちます。


2.多職種との意見の対立は必ず起きる事を前提に話ができる。


 
難しい本ですが、誰しもが経験する立場の違いによる意見の対立について詳細に書かれています。
この本に書かれている事を参考に、多職種と連携する姿を見せられると、チームケアの重要性が後輩にも伝わると思います。

3.指導する側とされる側の双方にとって役立つ事が書かれています。


 
誰もが知っているアドラーの教えについて書かれています。
指導する側もされる側もそれぞれの立場ゆえの悩みが生じると思いますが、この本を読んでおくと、気持ちが軽くなる事があると思います。悩む前に読んで置くと良いですね。

4.勉強会の際に役立つ事間違いなしです。

 

私は上肢、体幹・下肢の書籍を愛読していたんですが、つい先日、動画版が出たみたいです。
何度見ても、新しい発見がある上、基本である解剖学の理解と触診技術の向上は多様な手技を学ぶ上で必ず役に立ちます。
互いに筋の起始・停止や作用を交互に質問しあい、複数で実際に触診する練習を行うと、理解度も相互の中も深まると思います。