平成30年度の同時改定で慌ただしい管理人です。
まぁ、前記事でも書きましたが、基本部分の点数が減算になりましたが、大きな変化はなく、少し安堵していますけどね。
他院のドクターに情報提供書を頂く際の、追加項目などを調整し、様式を作ったりしています。
そんな中、今回は訪問リハビリで多くの場面で直面する、トイレへの問題。
皆さん、どの様に介入されていますか(?_?)
重症度や介護者の有無等によっても異なるんですが、トイレの課題が、精神的にも身体的にも負担になるのは変わりないといえます。
逆にいえば、トイレの課題さえ解決できれば、在宅での生活は継続しやすいともいえますよね。
今回は私が訪問リハビリを開始するにあたって、よく利用する介護用品を紹介したいと思います。
1.便座に長く快適に座る工夫は超重要☆
重症な方でも、ベッド上端座位が可能となったら、便座に腰掛ける練習を始めましょう。
これが、自立支援の第一歩であり、残存機能の活性化に必要不可欠です。
家のトイレでもポータブルトイレでも構いません。
とりあえず、便座に腰掛けて、排便・排尿の姿勢をとる。
これが訪問リハビリの醍醐味ですよ。
ただ、便器に腰掛けるといっても、時には長期戦になるかもしれません。
車椅子に乗車する際は口うるさく、座クッションの必要性を強調しますが、便座への配慮はほとんどが気にしていませんよね。
便座も車椅子同様に、直接座ると臀部への負担があるんですよ。
持病で痔があったり、廃用性による臀部の筋萎縮が起きている人には苦痛ですからね。
私が頻繁にAmazonで注文しているのが、上記の商品です(笑)
最近ではホームセンターでも売っているのを見かけました。
これ名前もマシュマロ便座という位なので、従来の便座クッションより、かなり厚みがあります。
これに座ったら、普通の便座には腰掛けられないですよ(*_*)
汚れても洗濯機で洗えるので、安心です☆
幾度となく、訪問リハビリでこの商品を紹介し、使用して頂きましたが、皆さん満足して下さっています。
トイレ動作の自立を促す為に、積極的に周辺環境を調整してみましょう(^^)
2.安価な防水シーツ
こちらも定番商品ですが、がっちりオムツカバーをされている方にも使えるし、寝返りを売った際に尿が漏れる方、トイレが間に合わず、ベッド上で出てしまった方等、幅広く活用できます。
タックコーポレーション
特に、老老介護であったり、働きながら介護をされている方には必須アイテムといえます。
私も奥さんのお婆ちゃんに使ってもらっていました。
忙しい朝に、尿が敷布団まで漏れて服だけじゃなく、布団一式から臭いがする時など、さすがに落ち込んでしまいますよね。
そんな中、安いので良いので防水シーツを敷いておくと、全然違いますよ。
また、安価な防水シーツでも機能は充分ですし、洗い替え用に2〜3枚あると良いですね。
訪問リハビリでも、尿もれの心配がある方や、大丈夫そうな方でも一応紹介し、早い段階から使っていただいています。
尿もれが始まってから使うよりも、大丈夫なうちに慣れておく習慣も大切だと思うからです。
90歳の介護者が濡れた敷き布団を持ち上げて、縁側に干すなんて過酷ですからね(T_T)
3.最後に
便座クッションも防水シーツも在宅介護には必要不可欠な商品だと日々、感じています。
また、トイレ動作の自立支援が大きく在宅介護に影響していること。
この点を踏まえて早い段階でアプローチする事が重要です。
どちらも安価な商品ですので、是非、お試しに使ってみてください。
介護者の方も利用者も喜ばれる方が多いですよ(^o^)
同時改定のわずらわしさを訪問先の笑顔で吹き飛ばしましょう☆
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