保険外サービスの柱となりうるサービスとして、買い物代行サービスを利用されているケースは多い。

大手では、セブン-イレブンやアマゾンの宅配サービスを良く耳にするが、シニア世代にとっては馴染みの無いサービス業者だと、利用するのに心理的抵抗感があるのではないだろうか。


そんな中、地域に根付き、若い頃から買い物をしていたスーパー等が電話・FAXにて注文した商品を配達してくれるとしたらどうだろうか?


アマゾンよりも近所のスーパーの方が頼みやすいと思う。


何故なら、相手の存在が見えるという事が重要で、安心感があるから。


株式会社 平和堂はいち早く、地域のそういったニーズに気づき、日用品や食品の宅配と、暮らしのお手伝いを行う会員制サービス を始めている。

地域包括ケアシステム構築に向けた 公的介護保険外サービスの参考事例集のP46〜P47


主なサービスについて以下に引用する。

●会員制の買物代行(宅配)サービス  食料品、日用品など平和堂各店で取り扱っている商品を電話・FAX で午前(9:00~11:00)に注文を受付け、当日の午後に宅配する。  平和堂店舗のうち、23店舗で実施しており、会員数は約3,000人。 1店1日あたり約12件程度の注文がある。 ●暮らしのお手伝い  身の回り、住居内外のちょっとしたお困り事を聞き、その場でで きること(電球交換、ペットボトル回収など)は宅配スタッフが無 償で対応し、それ以外は有償で対応する。提携業者を派遣し、草刈、 庭木の剪定、水周り修理、各種掃除、家屋修繕、家具移動、網戸障 子の張替え、果実の収穫などに対応。年間約400件の依頼実績あり。 ●安心メールサービス  離れて暮らす家族の方向けに、商品のお届け後に「お届け完了」 のメールを配信する(希望者のみ。無償で対応)。 【価格】(2016年2月時点) 年会費1,000円(税込)。配達料はお買い上げの金額に関係なく、 1回108円(税込)

宅配サービスのみならず、ちょっとしたお困り事にも対応してくれるという点が良心的で、地域に根付いた会社らしい取り組みのように感じる。

週に1回、買い物代行サービスと家庭ごみの移動等をセットで依頼できると、日常生活の不便さは大幅に減るし、一人暮らし世帯にとっては安否確認としての役割も見込める。

また、離れて暮らす家族に対しての配慮もあり、値段の割にサービスが充実しているように思う。


今後、保険外サービスに関わるリハビリ職が増える中で、我々リハビリ職も参考になるべき点が多いといえる。