廃用症候群により、身体・精神面での活動量が減少し、介護者の介護負担が増悪した事によって 訪問リハビリの依頼が来る事が多々ある。


中でも、何とか身の回りの事は出来ていたけども、風邪等の症状にてしばらく安静にして過ごした結果、足腰が立たなくなってしまった。というケースがあった


介護者に詳しく話を聞くと、食事もほとんど食べる事が出来ず、水分を補給する程度でだったとのこと。

急性疾患により、食事が摂れず、低栄養状態から廃用症候群に至るケースは、訪問リハビリでもよく経験するのではないだろうか。


これまでは、活動性の向上に対してアプローチを行う際は、動作面に関する介入が主だったが、これからは廃用症候群に至った原因の要素として低栄養状態に対する理解と介入も必要だと感じる。


訪問リハビリでも限られた時間で利用できる評価バッテリーについて、

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)   

若林秀隆drのブログに紹介があったので、興味がある方は覗いて見てください。


簡易栄養状態評価表 Mini Nutritional Assessment MNA® ※PDF


日本人簡易サルコペニア基準案


訪問リハビリの効果を最大限に発揮する為にも、評価表を用いて状態を確認し、主治医に相談する事が必要だといえる。


ただ私的には、低栄養による課題は明確になっても、食事のバランスや食べ方、形態の工夫を介護者に分かり易く伝え、日々の食事管理に反映させる事が難しいと思う。


栄養の話をすると、「もう年やから食えんのは当たり前」と返される事もしばしばある。


話を聞いてもらえる為にも信頼関係を構築しつつ、チームで介入する事が重要といえる。