訪問リハビリの対象となる利用者で、寝返りやベッド上方への移動が困難な為に介護負担となっているケースもよく聞く。


介護者がスムーズに体位変換や姿勢の修正が行えないと、オムツ交換や離床動作への負担が更に強まり、今までは介護者のみで行えていたのが、疲労や痛みの出現によって、訪問介護サービスを利用せざる負えない事もある。


しかし、訪問リハビリが介入している場合は、福祉用具の適切な導入によって、介護者の介護負担軽減にもつながるし、サービスを増やすのを食い止める事にもつながる


これらの点を意識して介入し、結果を出し、何らかの形で報告する事が訪問リハビリの効果として認知されるものだと思う。


重度者の介護において、電動ベッドとスライディングシートの併用は使い方次第で介護の負担を大幅に減らしてくれる優れた福祉用品といえる。

特に、ベッド上で食事を摂る場合など、体の位置は大変重要で、不良姿勢のまま、食事摂取を行うのは介護者にとっても利用者にとっても苦痛でしかない。


スライディングシートを用いることで、少ない力で姿勢を修正できる上に、使い勝手も良い。


しかし、訪問介護士や訪問リハビリの場面でも積極的に使っているケースは少ない印象がある。

その原因として使う機会が少なかった事と、シートの価格がやや高価という事も挙げられる。



スライディングシートの使い方はyou tubeでもたくさんヒットする上、「手作り スライディングシート」 では安価で作製可能との事。


福祉用具の業者さんによってはデモ機を貸してくれる所もあるので、是非、馴染みの業者さんに尋ねてみて欲しい。