今月初めに、介護給付分科会にて訪問リハビリについても話し合いがあったようです。


詳しくは、PTOTST.NETを見ていただくと分かりやすいですが、年々、訪問リハビリ事業所と利用者数が増加しているようですね。


理由は様々で、病院での疾患別リハの点数の低さや、療法士の増加に伴う、新たに働く環境が必要になった等の理由もあれば、早期退院により、在宅での生活支援を重視する傾向にあることが考えられます。


まぁ、いくら年々増えているといっても、他の通所リハビリや訪問看護ステーションに比べると、まだまだ少ない方で、それだけ、訪問リハビリの発展はこれからだといえます。


介護給付分科会の参考資料をみても、訪問リハビリに対して肯定的な議論が多いようですし、来年度の同時改定においては、ひとまず、訪問リハビリは大幅な改悪はないのではないかと、考えています。



それでも、訪問リハビリ事業所数の増加に伴い、効果や利用期間の短縮、社会参加への移行などを、より求められるのは確実で、加算を取るための会議や書類作成作りは増えると思います。



また、気になるのが、介護負担の自己負担額が今後も増える点。


これが訪問リハビリの発展に大きく影響を与えるのは確実です。


通所リハビリや通所介護等は自己負担額が増額されても、必ず一定の利用者は確保できるんです。


入浴・食事・介護者の休息の3つが約束されている以上、年金で支払える分であれば、利用されるんですよね。


けれども、訪問リハビリの様にリハビリのみが主で、1時間利用した場合の自己負担額が通所サービスと大差なければ、よっぽどリハビリの効果が無いとまず、利用されないはずです。


それに追い打ちをかけるようにリハビリの効果を様々な視点で評価されるので、苦労して獲得した利用者も3ヶ月以内での終了を宣告される…。



私の経験上、訪問リハビリは入院中のリハビリと違って、こちらから積極的にアプローチしないと、利用につながることは滅多にないんですよね。


日頃から小まめに居宅のケアマネさんと懇意にしていたり、地域やサロンでの活動に参加して、顔と名前を覚えてもらう。


46時中、利用者獲得の為にどの様な行動を取るべきか(・・?悩んでいるといってもいいでしょう。



話が長くなりましたが、少し見方を変えて下さい。


これまでの悩みは苦労は全て介護保険のもと、訪問リハビリを提供するから生じている悩みなんですよね。


保険給付に依存して、仕事をするから、ケアマネやら国やらの顔色や動向を気にしないといけないんです。


ならば、訪問リハビリ事業所の増加に伴い、訪問リハビリの需要も増えているわけですから、しっかりと市場ニーズを調査しつつ、一定の需要が見込まれそうであれば、自費での訪問リハビリに路線を変更するのもありなんじゃないかと思うんです。


実際に、大阪を拠点に自費の訪問リハビリを提供している、エポックはとても参考になる会社で、こん後の自費訪問リハビリの拡大に大きな影響を与えているのではないでしょうか。




来たるべき、訪問リハビリ事業所の大幅な改革に備えて、自費で訪問リハビリを提供するノウハウを収集し、行動するべきなのかもしれません。



都市部での需要はもちろんですが、田舎でも十分に需要があると思うんですよね。


高齢で独居生活を余儀なくされている方など、健康への関心が高い方が多いです。


遠方に住む家族も一日でも長く、独居生活を続けてくれることを願っていますから。


自己負担の額が多少、高くても、在宅での生活の質を高めてくれる訪問リハビリであれば、必ず、利用する人はいるはずです。


あとは、いつ始めるか(・・?ですね。


来たるべき時に備えて、訪問リハビリをナリワイとしている方は、事前準備をしていきましょう(*^^*)