生活機能向上に資するリハビリテーションの拡大にて算定要件(4)について考えてみたい。


 (4) 実施にあたっては、訓練を行う場所への往復を含め、常時従事者が付添い必要に応じて速やかに当該保険医療機関に連絡、搬送できる体制を確保 する等、安全性に十分配慮していること。


常時従事者をセラピストを指していると考えて間違いないと思うが、言うなれば、医療施設外での訓練を行う際は「最初から最後まで、必ず同行しなさい。」と言う意味だとは思う。

この文面が無いと、患者を一人で目的地まで行くようにし、帰りも自分で戻るようにする療法士が現れるのを危惧した為だろうか?

まぁ、移動訓練よりも社会復帰を目的にした実地訓練をする場合は、問題なく訓練場所と病院の往復を出来る場合もあるだろうが、訓練の一環として行う以上は同行するべきだと思う。

ただ、往復を同行するからには、移動には医療施設で管理している車両なりに同乗する事も前提にしたものであって欲しい。

万が一の事故の場合は、医療施設で決められている手順に沿って、解決を図るのが一般的だと思う。

しかし、ここに安全性を考慮するために、「公共交通機関なり、民間の輸送サービスを利用する事。」等の文面が追加されると、患者の負担増に繋がり、実施できる対象患者が大幅に減る気がする。


また、医療施設外で患者が急変した際の取り決めも明確にしておかないといけない。

実施する病院毎にマニュアルの作成が必要となるし、他部門への理解も啓発する必要があるといえる。


最低限の対策として、


所属長や上司への報告(行き先、戻る時間、緊急時の連絡先)

主治医への事前報告(訓練実施の意義、緊急時の対応の確認)

患者家族への事前説明(医療施設外での訓練を行う許可、緊急時の連絡先の確認、訓練実施後の報告)

病棟もしくは受付事務に説明(緊急時等に連絡を行う旨、その際の段取り等の取り決め)


より、介護保険での訪問リハビリの様に患者(家族)に対して説明と同意を得る必要も出てくるのではないだろうか?
→リハ計画書と共に作成する??


緊急時のマニュアルが無いかネットで検索をしてみました。

参考になりそうなのをいくつかリンクしておきます☆


外出訓練マニュアル※word形式

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