今まで、急性期・維持機・介護保険分野における通所リハ・通所介護・訪問リハビリでの仕事を主に行ってきて、それぞれの分野で得られるものがあった。


だが、今までは回復期リハだけは、その存在意義がしっくり来なくて、回復期リハは働く場所として意識した事が無かった。

けれども、今回の改定や今後の動向を鑑みると、訪問リハビリ等の介護保険分野での仕事の経験が回復期リハでの仕事に活かす事ができるように感じている。


生活機能向上に関するリハビリテーション実施場所の拡充関連記事にも書いたが、実生活を視る視点を持った療法士が今後の回復期リハでは、必ず重宝される。


より、実践的な場面で意味のある訓練を提供し、退院後の生活が安定して行えるかが、他の回復期リハとの差別化にもつながる。


新卒で回復期リハに就職した新人が、在宅やその周辺環境における実用的な移動方法や家事全般を実際に住む場所で訓練として行うのは余程の事が無いと難しいと思う。



その点、一日に6件〜8件程度の利用者に対し、在宅や有料老人ホーム等で訓練を行っている訪問リハビリの療法士からすれば、特別な事には感じないと思う。

どちらかというと点数の差はあるものの、介護保険特有の煩わしさから開放され、純粋に患者や介護者の利益につながる訓練が出来るのでは無いだろうか?



訪問リハビリで経験のある療法士こそ、その経験を売りにして、回復期リハで活躍する取り組みが出来れば、療法士の生活を視る視点の向上にもつながるし、結果として訪問リハビリのサービス受給者数も増えるはずである。