Kindle版にて100円だったので、試しに購入してみました。



内容に関しては、これから言語聴覚士になりたいけど、どんな事をする職種なの(?_?)

と疑問に思っている人におススメだといえます。


嚥下障害に焦点をあてて、質問に対する回答という形です。

一つ一つの質問を短的に回答しているので、専門用語もすんなりと理解出来るので、題名通り、高校生にはうってつけかもしれません。


もちろん、理学・作業療法士にとっても、新たに発見が得られる内容でもあります。

ただ、嚥下に関して、チームで関わっている療法士にとっては、言葉の解説が主なので、物足りない部分もあるかもしれません。


けれども、100円で買える内容としては充分だと思います。

私も数回読み返したんですが、人に説明する時、例えば、利用者さんやその家族に飲み込みのしづらさを説明する時に、参考になる点が多々ありました。


例えば、嚥下反射とは?の説明では、なぜ「ゴクン」の時、のどぼとけが上に動くのか?

嚥下障害の検査では「3種の検査+α」を押さえるとよい。何か分かりますか?

嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査はどちらが、長時間の検査に有利?

「濃度1%のトロミ水」これの意味がすぐに分かりますか(?_?)


以上、ざっくりとですが、前半部分で、気になった部分を挙げてみました。


意外に知らないことが多いんですよね(*_*)



本書の後半からは研究会の研究成果から得られた新しい知見を紹介してくれています。

特に理学・作業療法士で嚥下に興味がある方には後半からがより面白さを感じられると思います。

7つの領域に分けて質問を整理し、回答が書かれているので、こちらも前半同様にすんなりと理解できます。


またまた、気になった点を少しですが、紹介します。

1.むせ

嚥下障害があるとよくむせる?

2.嚥下検査

反復唾液嚥下テストで異常が見られたら嚥下障害?

3.訓練効果

言語聴覚士以外の人による訓練で効果が認められた例はある?

4.トロミ

トロミが必要か否かを見分ける方法はある?

5.栄養

栄養状態に男女差はある?

6.誤嚥性肺炎

脳損傷の部位により誤嚥性肺炎のリスクは異なる?

7.窒息

窒息は完全に防止できる?



1〜7の疑問に対して、即座に答えられる人は少ないんじゃないかな〜。。。

けど、どれも端的に回答が述べられていますが、地道な研究から導き出されたものになっていて、嚥下障害について詳しく知りたい気持ちを高めてくれるはずです☆



こちらのサイトにて、日々の取り組みや研究報告の実績が書かれていますよ☆

言語聴覚療法統計研究会ホームページ